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TAKAMINE ~アメリカに桜を咲かせた男~ (2011)

監督
市川徹
  • みたいムービー 11
  • みたログ 13

3.50 / 評価:14件

故人の業績と比較できないお粗末な作品。

  • ぷよん さん
  • 2011年5月31日 0時32分
  • 閲覧数 222
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

1912年アメリカはワシントンとニューヨークに桜の木が植樹されて100年の月日が流れたことを記念して制作された作品。この100年の間に刃を交え、お互い多くの命を犠牲にしてきた両国の歴史を考えると、今もなお春になればその桜が満開の花を咲かせることに感動すら覚えます。本作は、この大事業を成し得た高峰譲吉という人物の人生記ともいえる作品。この偉大な人物の偉業と比較できるような作品であるかといえば、はっきり言ってNo。恥ずかしいレベルの作品でした。


人の命を救うため、科学者になることを決意した高峰。後に「アドレナリン」「タカジアスターゼ」などを発見し、その想いは遂げられることになりますが、発見の過程はあっさり省略。科学者の人生を取り上げる作品で、その最大の功績をスルーしてしまっていい作品になるわけがない。しかも無駄に登場人物を増やしてしまい、一つ一つのエピソードがかなり薄くなっている始末。


物語は晩年の様子を主に描かれますが、若き日の成功によって金がじゃんじゃん沸いて来ている様子。ただの道楽親父が、若い女性たちの思いつきに乗っかって、道楽で桜を植えただけにも見えかねない演出は、糾弾されて然るべきレベルの低さです。


登場人物の演技も一部を除いてお遊戯会レベル。セリフを多様して説明してみたり、やたら棒読みだったりと見ていて恥ずかしい状態。ベテラン俳優の六平氏ですら酷く見えましたので、制作側に大きな問題があったと見受けられます。


鑑賞は決してオススメできません。高峰譲吉という人物は、大変な功績を残した割に知名度は今ひとつです。もっと洗練された作品を制作し、世に名前が知らされる機会に恵まれることを切に願います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 知的
  • 切ない
  • かっこいい
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