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あなたの初恋探します
2011年6月18日公開

あなたの初恋探します

FINDING MR. DESTINY

1122011年6月18日公開

edo yabo

3.0

気楽に見れるラブコメですね

韓国でラブコメをつくるとこうなるという典型ですが、予想を裏切らない展開は安心して見ていられます。 当然オーバーアクションで、これが嫌な人は見てはいけません。 韓国でヒットしたミュージカル「キム・ジョンウク探し」を映画化したものだそうです。10年前にインドに向かう飛行機の中で出会った初恋の人を忘れられない30代のキャリアウーマンと、その相手探しに協力するいわゆる草食系男性の見ている方がイライラするようなもどかしい恋の物語です。 ミュージカルの舞台監督として働くジウ(イム・スジョン)は、父親(チョン・ホジン)に結婚をせかされていました。結婚できないのは初恋の人を忘れられないからだと責めたてられ、「初恋探し株式会社」へと引っ張って行かれます。くそ真面目が仇になり、旅行代理店をやめたギジュン(コン・ユ)が起こした会社でした。 韓国の三十代女性の恋愛事情はよく分かりませんが、色恋沙汰がなければ、とりあえず仕事に打ち込むというように見えます。 ジウは、ギジュンにジョンウクという男を探してもらいます。手掛かりは10年前のインド旅行だけ。ジウとギジュンはジョンウクという名の男をひとりずつ訪ね歩きます。 「ジュリエットからの手紙」にそっくりですね。 そもそもジウは、インドの旅先で恋に落ち、再会を約束したのにジョンウクに会いに行かなかった。それは、結末を恐れるがゆえに逃げてばかりで、すっぽかしたのです。 だいたい結末を恐れて本でさえ最後まで読めないというのだから、推して知るべしですね。 そして、新たな出会いもないまま今日に至るという、どこにでもあるような状況になってしまったのです。 青い鳥は身近にいたというこれまたよくある話ですが、ハッピーエンドは皆の望むところです。 ストーリーに直接の関係はありませんが、日本人の冬ソナツアーのシーンがありましたが、明らかにネタにされているので、とても恥ずかしかった。 それから、これも絶対になければならないシーンではないと思うのですが、ジウが監督する舞台で主演女優が逃げ、急遽ジウが代役を務めることになります。 これが、なかなか見事なミュージカルで、原作の雰囲気が感じられました。そもそもミュージカルだったのですから。 気楽に最後まで見ていたのですが、全てがあのときの「大阪」にあったんだというのがとても素敵で、伏線がないようで張ってあったことが、軽く騙されたような気分でなかなか良かった。

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