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プリースト (2011)

PRIEST

監督
スコット・スチュワート
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2.97 / 評価:180件

解説

神に見捨てられた人類と天使たちの壮絶な戦いを描いたアクション・スリラー『レギオン』のスコット・スチュワート監督、主演のポール・ベタニーが再タッグを果たしたヴァンパイア・アクション。ポール演じる司祭で伝説の戦士プリーストが再びヴァンパイアの脅威が迫っていることを知り、種族の存亡を懸けた新たな戦争に身を投じていく。ヴァンパイア一族を率いるブラック・ハット役のカール・アーバンや、『ザ・キング・オブ・ファイターズ』のマギー・Q、フィル・コリンズの娘リリー・コリンズら多彩なキャストたちの華麗な共演も見もの。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

ヴァンパイアとの戦いに勝利して生き残った伝説の戦士プリースト(ポール・ベタニー)は、ある日ヒックス(カム・ジガンデイ)という青年から、プリーストの兄家族が、絶滅したと思われていたヴァンパイアに襲われ、めいのルーシー(リリー・コリンズ)が連れ去られたことを知る。新たに人類に危機が迫っていると感じたプリーストは、活動を妨害する教会の制止を振り切り、ヒックスと共にルーシーと人類を救うため、戦いに身を投じていく。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

「プリースト」方向性が真逆のデザインを掛け合わせ、独自の世界を構築

 とことん、VFX系ビジュアルの人なのだ、このスコット・スチュワートという監督は。さりげなさとは無縁。派手で強烈がよし。ILMとオーファネージのVFXマンを経て、SF映画2作「レギオン」「プリースト」を撮る。この経歴だけでもビジュアル志向と分かるが、今回は方向性が真逆のデザインを掛け合わせのがミソ。修道士と香港アクション、吸血鬼と西部劇、全体主義近未来と西部開拓時代、高層都市の青と砂漠の黄。かけ離れた要素を強引に隣り合わせに置いて、独自の世界を構築してみせる。

 この監督は、キャスティングすらビジュアル至上主義。監督作2作とも主演はポール・ベタニーだが、その理由を問われた監督の答は「彼はSF世界に似合うんだ、純粋にビジュアル的に」。なるほど、彼の撮るベタニーは、全身のシルエットをもっとも端整に見せる衣装で、仁王立ちポーズをキメる。そう思って見ると、今回の共演者2人、カール・アーバンとマギー・Qもプロポーションがモデル並み。画面に全身が映るアクションの構図が決まりまくる。

 一方、ジャンル・ファンへの目配せも怠りなく、「チャイルド・プレイ」のブラッド・ドゥーリフ、「ツイン・ピークス」のメッチェン・エイミックが久々の登場。「トゥルー・ブラッド」の吸血鬼スティーブン・モイヤーと「トワイライト 初恋」の吸血鬼カム・ジガンデイが、どちらも吸血鬼嫌いの役なのも笑える。

 この監督は自分が好きなものをよく分かっている。それがストレートに伝わってくる。(平沢薫)

映画.com(外部リンク)

2011年9月15日 更新

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