普段オラトリュフを!
3.0点
ネタバレタイトルはともかく・・・
邦題が実にお粗末。本編の内容と関係もなければセンスのかけらも感じられない。どうしたらこんなタイトルがつけられるのか不思議だ。 「ゲイ」の話が出てきているが、これがメインテーマなのか疑問。もしそうだとしたら、作りが甘いといえる。トンマーゾより先に兄がゲイであることを告白してしまい、そのために父親が苦しむことになる。なぜトンマーゾではなく父親なのか?また、トンマーゾが抱えている心の葛藤も見えにくい。もっと深く掘り下げておきたかったところだ。 過去にもそういった作品があったと思うが、(時代のせいだろうか)現代の作品はそれらと比べるとスケールダウンしている感がある。そんな中でも、「問題作」と呼ばれるような衝撃的な作品が生まれることを期待している。
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