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はやぶさ/HAYABUSA (2011)

監督
堤幸彦
  • みたいムービー 448
  • みたログ 1,369

3.72 / 評価:628件

日本の宇宙映画

  • gre***** さん
  • 2018年2月4日 20時07分
  • 閲覧数 1628
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

2011年のはやぶさ映画3連発は少々冷ややかな目で見ていた。ブームに乗っかった早急な映画化はせっかくの題材を台無しにする可能性が高い。時事性に引っ張られたこの手の安易な企画はよくあるが、大体が見てガッカリしたものばかりだったから。
先日たまたまBSで視聴した本作をきっかけに、今ならフラットな目線で評価ができるだろうと思い全ての作品を観てみたが、自分としては一連のはやぶさ映画の一番槍だった本作が一番気に入った。
世間的に最も評価が高いのは渡辺謙の主演した東映版かと見受けるが、あちらは過度に暑苦しい感動巨編となっていて個人的には合わなかった。
こちらは堤監督らしいユーモア溢れる演出が、逆に働く男たちの姿を魅力的に描けていたと思う。それでいてディテールには拘っており、科学者や技術者が使う難しい専門用語も敢えて簡単な言葉に置き換えることもなくそのままセリフにしていたことも好感が持てる。(そのかわり解説のテロップが山ほど出てくるが)
ミニマムな人間ドラマを排して淡々とディテールを積み重ねている構成は、しいて挙げるなら『シン・ゴジラ』に似ている。
おそらくそれは主人公をオリジナルキャラクター(架空の人物)である広報員にしたことが要因なのではないか。「当事者ではなく傍観者から見たはやぶさプロジェクト」という視点が過剰な暑さ、男臭さを抑えている。


p.s
なんかこの映画について「はやぶさが喋り出すとかファンタジーかよwww」という意見をよく聞くが、なぜそんな解釈になるのか意味が分からない。
作中で示されている通り、あれは竹内結子演じる主人公が、子供にも分かりやすく説明するために作った「はやぶさ君」の絵本を朗読しているだけに過ぎない。(この絵本は実際にJAXAの職員が書いていたものが元になっている)
前後の繋がりを理解せず、ただそのシーンだけ抜き出して的外れな批判をするのはあまりにも読解力が無さ過ぎではないか。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 不思議
  • 知的
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