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上映中

少年と自転車 (2011)

LE GAMIN AU VELO/THE KID WITH A BIKE

監督
ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
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  • みたログ 634

3.56 / 評価:251件

フランス映画にしては

  • 31 さん
  • 2015年4月10日 23時52分
  • 閲覧数 1307
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

さぁ雰囲気で感じ取れ!みたいなあの気だるいニュアンス主義は弱かったので、まだ観やすかったです。
全体としては大人しく、派手な演出やどんでん返し設定などもなく淡々と流れてゆくのですが、だからこそシンプルでまとまっている。
あっちこっち手出して収拾つかないまま終わり、もやもや〜っと疑問が残る最近のチープな映画と比べてドーン!と芯がある映画だと感じました。
...と思って調べたらフランスとベルギーとイタリアの共同制作なのね。
となるとフランス映画...ではないか...?


"突然父親に捨てられた少年"を題材とし、その心を支えるお供が自転車。
まるで捨てられた時からカメラが張り付いて主人公の心の変化をリアルタイムで追っていくような表現が嘘臭くなく、少年だけを見たらどこかドキュメンタリーチックにも思える程にリアリティのある演技でした。
父親に捨てられ、仲間に見捨てられ、たった一人夜道を自転車で走るシーンでも少年は涙を流す訳でも、辛い顔をする訳でもなく、ただ無表情。
心が空っぽになったような辛さがヒリヒリ伝わってくる無表情。。
演技も演出も素晴らしい名シーンでした。

全体は淡々としていますが、しっかり観ていないと少年の心の機微に気付けないので、なんだかんだ90分魅入ってしまいました。

ただ、ラストがな〜〜〜。
悪いことしたら自分に返ってくるんだよ的なメッセージ性を持たせた終わりのおかげで、安易なハッピーエンドじゃないのは好評価なのですが
もう一癖欲しかったのが本音です。
昔の映画なんかだとこんな風にバスッと終わってましたが昔から好きになれないバス切り映画。
もうワンテイク何かトドメをくれたら気持ちよく消化できたのですが、
消化できない題材だよね。
監督の思惑にハマった気がします。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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