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少年と自転車 (2011)

LE GAMIN AU VELO/THE KID WITH A BIKE

監督
ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
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3.56 / 評価:251件

カメラが近い

  • gtk***** さん
  • 2015年5月21日 16時27分
  • 閲覧数 1305
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ダルデンヌ兄弟作品観賞2本目。

とりあえず、この監督カメラワークが独特(近い)でブレブレなんで、やっぱりそこを見ちゃうわけなんですが、こういう演出の手法って、アクションとかで臨場感や迫力を持たす時の手法なんですよね。
最近見た映画じゃ『フレンチ・コネクション』とか『アメリカン・スナイパー』
もそんな感じだったかな。

ってことで、主人公の内面に迫るという意味で言うと、むしろ真逆の手法を取っている感じで、主人公の心情とか心理面から突き放される感じがありました。

『息子のまなざし』では、息子を殺した少年に迫る親父って設定で、親父の内面から完全に突き放されて全く気持ちの面が理解できないまま作品から弾かれてアウトだったんですが、今回は少年の孤独の深さ・重さが、不良少年との付き合い・強盗という流れで、人間関係の繋がりの中から把握できたので、監督の特徴がよく理解できました。

孤独の深さや愛情の欠如が理解できれば、あとはこの行動や動きを捉えることに適した手法が、その動きの激しさを臨場感を持って伝えるので、その激しくも臨場感のある動きの中に孤独や愛情の欠如などを見れば良いわけです。
今回は特に少年の愛情の欠如=精神の歪み を描いているので、演出手法ともベストマッチした感があってとても良かったかと思います。

でも不良少年との関係性がなくて、主人公がそのまま盗みとかに走ってたら、また作品からシャットアウトされていた気もしないでもないです。
前半全然面白くなかったし。(少年の気持ちが伝わらなかった)

でもまあ、どういう監督さんかは理解できたかな。

機会があれば3本目行ってみます。

★は4つにしときますね。

見て良かったです。

詳細評価

物語
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音楽

イメージワード

  • パニック
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