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上映中

少年と自転車 (2011)

LE GAMIN AU VELO/THE KID WITH A BIKE

監督
ジャン=ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ
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3.56 / 評価:251件

『至上の愛』

  • shi***** さん
  • 2013年5月14日 17時29分
  • 閲覧数 606
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

シリルはいい子だ。人を憎まないし、見返りも求めない。里親のサマンサの犠牲愛はちょっと信じられないが‥人はあのように努力する事が大切なのだと教えられる。その二人の『至上の愛』を押し付ける事なく淡々と描いた作品だと思った。
シリルと水のシーン…きっと辛い時はいつもしていたのだろう。手、腕に触れる優しい水の感触は孤独な少年を唯一慰めているかのように切なかった。ラストは何事もなかったように目覚めるシリルに胸が締め付けられた。森の中の木や草、土と同じような感覚の愛をシリルに教えられる。ベートーベン「皇帝」第2楽章のピアノの旋律が森の木々の隙間からこぼれる光のようにキラキラ舞い降りてくる。ジワ~と温かいものが押し寄せて来る。幼さの残る細く白いうなじ、ぼんのくぼ、それらを引き立たせる赤いTシャツ、そして自転車、全てが愛しく思えてくるのだ。エンドロールの「皇帝」を聴きながら自然と自分は泣いていた。

詳細評価

物語
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音楽

イメージワード

  • 泣ける
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