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屋根裏部屋のマリアたち (2010)

LES FEMMES DU 6EME ETAGE

監督
フィリップ・ル・ゲ
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3.74 / 評価:108件

こういう国際異文化交流というのもある。

  • 百兵映 さん
  • 2018年3月11日 18時53分
  • 閲覧数 322
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 中高年の“ラブ”ストーリー。危うい関係なのに穏やかに進行する。若者たちには退屈かもしれない。ゆっくりした時間がある時に、くつろいだ気分で、家庭のテレビでDVD鑑賞するのに良かろう。中高年も卒業した老年期の者には、(ラブはどうでもいい?)フランスの移民のこと、今や多民族国家にさえみえるフランスの市民生活の方に関心が向く。

 日本(の地方都市or田舎)に居たのでは、パリのこのようなマダムやメイドなどの日常が分からない。今でこそ、地方に居ても明らかに外国人と分かる人々が珍しくはなくなっているし、国際結婚も珍しいことではなくなっている。しかし、そういう人々とのご近所付き合いにはぎこちなさが付きまとう。市民生活レベルでの、いわゆる国際異文化交流は進化していないのだ。

 それぞれの国に歴史があるのだから、移民の政策もそれぞれ。だから、対応も一様ではない。これからどうなっていくのかは田舎の老人には分かり難いが、グローバル社会に向かう今日、若者たちは避けては通れまい。

 (この映画では)フランスではスペイン人がメイドである。国によって上下関係が決まっている。移民は、上級国に下級国民がお世話になるものらしい。しかし、この旦那さんはスペインの女性に開放的な明るさを感じ、自分自身を振り返り新しい自分を見出す。いい話じゃないか。映画の作り方にもよるが、私などはパリの街よりマリアのスペインの故郷の方が明るくて伸びやかで、豊かな所のように見えた。

 田舎の爺さんはこうやって、こういう映画を見て、遠い海外の歴史や文化を学んでいる。フランスにもスペインにも行ったことはないが、良さそうな所だね。

詳細評価

物語
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