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マーガレットと素敵な何か (2009)

L'AGE DE RAISON

監督
ヤン・サミュエル
  • みたいムービー 48
  • みたログ 150

3.22 / 評価:46件

幾つになっても“女の子”♡

  • bakeneko さん
  • 2011年11月22日 10時26分
  • 閲覧数 208
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

忘れていた“7歳の自分からのメッセージ”に、自分自身を見つめ直すキャリアウーマンであるヒロインの葛藤を通して、ソフィー・マルソーが“成熟した女性の中に居る女の子”を魅せてくれる、女性には共感度抜群の“ガーリームービー&人生ドラマ”の佳作であります。

本作のソフィー・マルソーは確信犯的に、ヒロインの細かい仕草中に子役時代の演技を再現して見せてくれます。腕の組合わせ方や頭の傾げ方、走り方等、オールドファンにとっては、「ラ・ブーム」シリーズ時代の彼女と重なって懐かしいと共に、本作のテーマである“大人の女性の中核には”女の子“が煌めいている”事を実感させてくれます。
また、フランス人の人生観である“自然回帰”的な人生賛歌も謳われている作品で、“社会的&物質的な成功”よりも、“気儘で自然な生活”に人間の本質的な幸せを観る―「自由を我らに」、「ぐうたら万歳」、「クリクリのいた夏」の様な“自由人へのあこがれも”爽やかに語られています。

監督のヤン・サミュエルは、前作「世界で一番不運でしあわせな私」と同様に、凝ったデザインと映像を散りばめていて、冒頭から乙女チックなコラージュとポップな音楽で“ガーリー感覚”を弾けさせています。
ヒロインの心理変化を含めて、親族や恋人等周りの人々の書き込みと掘り下げがやや不足気味ですが、ドラマがあまり重くなること無く軽快に転がる作劇で楽しませてくれますので本作はこれで良いのでしょう。

女の子視点&美意識に則って展開するドラマですが、意外と男性観客も共感できる部分も多い“自分探し”映画の快作であります。


ねたばれ?
フランス映画の字幕屋さんは相変わらず質の高い&親切な仕事をしていますが、劇中の台詞に無かったので書き落としている情報を一つ:ヒロインが上司と対話する際に、手本にするべく抽斗を開けて観ている写真の女性は、粋で機知&度胸たっぷりだった“マレーネ・ディートリッヒ”の艶姿であります。

詳細評価

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