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ツレがうつになりまして。 (2011)

監督
佐々部清
  • みたいムービー 605
  • みたログ 3,383

3.65 / 評価:1866件

リアリティはないけれど理想の夫婦

  • fir***** さん
  • 2014年4月11日 15時13分
  • 閲覧数 1233
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

私はボーダーラインぎみの持続性気分障害、彼氏は元うつ病患者です。
二人で観に行きました。二人とも泣きました。

うつ病を少しコミカルに書いているせいか
劇場内からは時々笑いが起きましたし私も笑えました。

でもそれと同時に共感もして、苦しくなりました。

ドアノブの首つりシーンでは彼が号泣していました。
体が動かなくて亀のようになっている姿に呆れてしまうの私も体験しました。
イライラがおさまらなくてひどい態度をとってお互い苦しんだこともありました。

夫のことをツレと呼んでみたり、イラストがふわふわと具現化したり(なんかインスタント沼を思い出す笑)
そもそも宮崎あおいさんの存在自体が非現実的とも思えるし、
ある種のファンタジーとして表現されているのでメンタル系疾患を持っていない人にも
とっつきやすいファンタジーうつ病映画(なにそれ)にはなっていたと思います。

実際は本人はもとより支える側ももっときついですし、経済的にもきついし、、という声もあると思いますが
あくまで理想ですし、理想があれば目指したい夫婦の形も見えるものだからこれはこれで良いんじゃないのと思います。
リアリティはないけど、こうあれたら、という理想を示していると思います。
それがかなりしんどいから苦しいんですけどね。この映画が少し光を射してくれるような。

度重なるオーバードーズとかリストカットとか危険行動は描かれれてなくて
もっと現実は壮絶ですけどそんなの描いたら精神疾患もってない人は
画面の向こうの世界から置いてけぼりくらっちゃいますしね。
(うつ病というかこれはボーダーか)

「がんばらないことをがんばる」のはとても難しいです。

だから現代の日本には多くのうつ病患者がいるのだと思います。

だけどどうにかなるよ、と傍で言ってくれる人がいれば
どうにかなるもんだと思える映画です。

実際肯定をしてくれる人の存在は大きいですし、ね。

私もかなり解放に向かうことができているのは彼のおかげですし
理解のあるパートナーの存在というのはかけがえのないものです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • コミカル
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