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ツレがうつになりまして。 (2011)

監督
佐々部清
  • みたいムービー 604
  • みたログ 3,348

3.65 / 評価:1840件

経験者納得。真摯に描いた本物です。

  • ぷよん さん
  • 2011年9月17日 22時15分
  • 閲覧数 3877
  • 役立ち度 108
    • 総合評価
    • ★★★★★

大阪での舞台挨拶つき有料上映会に参加して参りました。登壇ゲストは宮崎あおいさんと堺雅人さん。このお二人を生で見れただけで、2000円を支払っても余りある満足感でした。お二人の作品にかける思いも聞けたし、お二人の絶妙な間と信頼感も感じることができました。


さて、そこまでして公開前に観賞したかったのには実はもう一つ理由があり、私がうつ病の経験者だから。今となってはうまく折り合いをつけ、過去の笑い話にしていますが、心のどこかに再発の恐怖も抱えています。ぱっと見ただけではわからないこの病気の辛さをどう描いてくれるのか、非常に興味があったわけです。


で本作は、うつ病のしんどさ辛さをしんどく辛く見事に描き出してくれました。これを見てうつ病を理解してと紹介できる教科書のような作品で、真摯に描いてくれたことに感謝すら感じる内容でした。軽く描かれる危惧を抱いていましたが、見事にいい意味で裏切ってくれ、私自身は自分の体験にリンクさせて見てたため、みんなが普通に見ているようなシーンでも号泣してしまうような感じ。本物です。


責任感が強すぎて、休むことができない。頑張りを認めてもらえた瞬間、糸が切れて涙が止まらない。自分がいなくなっても誰も困らないと思う。いっそのこと命を捨てようと企てる。まるで数年前の自分を見ているようで、随所で涙が溢れて止まらないような状態に。エンディングでの講演で話のあった、完治はしないけれど上手く付き合っていくという覚悟も、今の自分の心境と見事にリンクしました。性格なんてそう変わるようなものではありませんので、いつ再発するかもわかりません。とても不安ではありますが、頑張って頑張りすぎないように心がけ、無理しすぎないようにするしかないわけです。


宮崎あおいさん堺雅人さんを始め、役者の皆さんは揃って好演。うつ病という問題を乗り越えようと力を合わせる自然な夫婦の姿がそこにありました。是非ともカップルやご夫婦に観賞頂き、幸せな未来を作っていってほしいと思いますし、これでうつ病に対する理解が広まればと願わずにはいられません。


しかし、宮崎あおいさんのような可愛く素敵な奥さんがいたら、うつ病になんてならない気がします。そこだけ不満かも(笑)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • ロマンチック
  • 絶望的
  • 切ない
  • コミカル
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