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バッド・ティーチャー (2011)

BAD TEACHER

監督
ジェイク・カスダン
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2.86 / 評価:400件

解説

『メリーに首ったけ』『ベガスの恋に勝つルール』などラブコメの女王キャメロン・ディアス主演による恋愛コメディー。玉のこしに乗ることに執念を燃やす女教師が、金持ちの息子だとうわさされる同僚の心をつかもうと暴走する姿をハイテンションなタッチで活写する。教育に対する理念や思想はゼロで、頭の中は金目当ての結婚のことばかりというトンデモ教師をキャメロンが怪演。彼女に狙われる純情な青年教師にふんした『TIME/タイム』のジャスティン・ティンバーレイクの好演も見もの。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

婚約者の親に金目当てだと見抜かれて破談になり、かつての職場である中学校へ復帰した女教師エリザベス(キャメロン・ディアス)。適当に授業をこなす中、ハンサムなスコット(ジャスティン・ティンバーレイク)が代理教師として赴任する。彼が大企業の御曹司だと聞くや、エリザベスは玉のこしに乗ろうと一念発起。スコットの元カノが巨乳だったという情報をつかんで豊胸手術を受けようとするが、その費用が1万ドルと知ってがく然とする。そこで、生徒たちが課外活動で行っている洗車アルバイトに割り込み、その売り上げを着服しようとたくらむが……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
(C)2011 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

「バッド・ティーチャー」キャメロン・ディアスの振り切れ加減が痛快

 どうも評判はよろしくないようである。確かにキャメロン・ディアスが演じる玉の輿狙いの教師エリザベスは性格は悪いし、その計画の一環で豊胸手術のためにお金を稼ごうとする展開も、スターが演じるにチープすぎる。でも、最初はなにかとチープな世界観に引いてしまっても、観ているうちにだんだんエリザベスの馬鹿げた行動のかずかずが面白くなってくるのも事実。なぜって、わかりやすいビッチを演じるキャメロンの振り切れ加減が痛快なのだ。なかでも、生徒たちの課外活動の洗車アルバイトでプレイメイトばりのお色気と同時に笑いも誘えるキャメロンには、シリアスドラマもイケる実力があるからこその自信も感じてしまうほど。

 やっぱり、アラフォー女優がアラサーを演じてコメディエンヌとしての実力を発揮するには、かわいこぶってはしゃいでいるのがイタかった「ナイト&デイ」よりも、毒のある役のほうが面白いってもの。貧乳をネタにしたり、元カレのジャスティン・ティンバーレイクと笑撃の絡みを見せたりするキャメロンの逞しさといい、エリザベスが披露する狙った男の情報を収集するテクといい、女子的には実は「バッド・ティーチャー」は“グッド・ティーチャー”だったりする。

 なにより、おバカな笑いに脱力させても、最後は胸が熱くなるというアメリカンB級コメディのお約束もばっちり。知られざる“名作”を発掘するのが好きなマニアには、意外とお薦めかも。(杉谷伸子)

映画.com(外部リンク)

2012年5月10日 更新

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