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タレンタイム~優しい歌 (2009)

TALENTIME

監督
ヤスミン・アフマド
  • みたいムービー 82
  • みたログ 172

4.20 / 評価:136件

違いを超えるもの

  • tak***** さん
  • 2019年8月11日 21時41分
  • 閲覧数 554
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

【ネタバレあり】

二胡の彼が母親を亡くした彼に寄り添うラストに号泣。ミニシアターでの鑑賞中に嗚咽モードになってしまい、目立たないように目と口を押さえて耐えていたので、ラスト数分ほどの映像は不明。

お互いの文化の違いを超えた友情をあれほど美しく表現したシーンはなかなかないと思います。中国の伝統文化を象徴する二胡の音色とギター演奏との美しい調和。二胡の音色がまた素朴で優しく人の心に寄り添う感じなんですよね。言葉では再現が難しいのでレビューにはそぐわないですが、音楽には超える力があると思います。以前に観たレディガガの映画もそうかな。

一方で難聴の彼とピアノ歌唱の彼女については最後投げっ放しな感じも受けました。私の感情のピークはたしかに二胡演奏でしたが、物語の主軸は彼と彼女ぐらいに思っていたので、あれ?ここで終わるんだ?と。

ギターの彼はお母さんの死の悲しみを、二胡の彼は厳格な父や友人との葛藤を乗り越えての演奏でしたが、彼女には乗り越えての演奏エンドを用意しなかったのはなぜだろう? あのエンドを選んだ監督の想いは…? Angelで始まる彼女の歌はとても美しかったですが、どれだけ心を込めて歌い上げようとも、それを一番伝えたいであろう難聴の彼の耳に直接届くことはないんですよね。その辺りも関係あるのだろうか? ギターと二胡の彼らに乗り越えるものがあったので、彼女と彼との関係性にも乗り越えるものを用意してあげたかったです。

主人や弟を亡くしてしまった母親が、朝帰りの息子まで失ってしまうのではないかと半狂乱になる姿も痛いほど分かりますけど。シンドイ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 切ない
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