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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ (2011)

監督
蔵方政俊
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3.70 / 評価:361件

富山は電車の宝庫に

  • kinchan3 さん
  • 2013年9月14日 16時09分
  • 閲覧数 1866
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

 うちの近くの万葉線には現在、ドラえもん電車が走っていて、入り口がどこでもドアになっている。
 そのせいか、乗ったきり、どこへ行ったか分からない子どもたちが続出しているらしい。

 川本三郎『映画は呼んでいる』(キネマ旬報社)を読んでいたら、この映画の記述がある。

 冒頭、電車がスクリーンの右手からゆっくりカーヴしながら画面の中央に入ってくる。カーヴする電車! 鉄道好きはこれだけで心躍る。実際、この映画は、カーヴする電車を何度かとらえてくれる。

 『RAILWAYS』の方は一畑電鉄の列車だったので、カーヴはない。松江からまっすぐ西に出雲大社に向かうだけである。
 タルコフスキーの『ノスタルジア』には冒頭で、クルマがカーブするシーンがあったが、途中で消えるところが何ともノスタルジックであった。回想って、時々消えるものである。
 富山地鉄にはこの映画に出てくる西武のレッドアロー号や京阪電鉄のテレビ電車、ダブルデッカーなどが現在、走っている。もともとは大根みたいな白い電車だけだったのが、中古の宝庫というか、動態保存の路線になっている。
 川本は原武史の『路線電車王国』に触れていて、「富山県は日本でも有数の『路面電車王国』」と書いてあるという。今度読まなければ。
 
 三浦正和の真面目さは富山県人らしさがよく出ている。まっ、ちょっと悪知恵が働きそうなのが県民性なのだが。だから、『あなたへ』の高倉健はもっと真面目すぎて、県民らしくない。
 
 ちょうど、今日、富山の電車を紹介する番組を流していて、富山駅北からポートラムに乗って岩瀬浜まで行き、土日だけのはずだが、運航されている新港東口行きのバスに乗って、うちの裏を通って、無料の県営フェリーに乗って、ドラえもん電車に乗っていた。

 ということで、鉄ちゃんは是非、富山まで電車に乗りに来てください。
 富山市内にはぐるぐる回るセントラムがあり、3両編成のサントラムがあり、花電車も走っている。
 ポートラムも今は電車娘やハロウィーンの電車が走っている。
 虹色がそろっているのだが、赤色のを見ると幸せがくる、なんてありえない話まででっちあがっている。

 それにしても、『Always』をパクって、こんなタイトルの映画を作って2までできてしまうのだから、おそるべし。
 とはいえ、鉄道、特にSLがよく出てきた『男はつらいよ』はついに富山でのロケがなかったのだから、皮肉といえば、皮肉かもしれない。

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