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ミッション:8ミニッツ (2011)

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監督
ダンカン・ジョーンズ
  • みたいムービー 716
  • みたログ 4,225

4.04 / 評価:2294件

皆で語り合いたい映画。

  • ゆみち さん
  • 2011年10月28日 15時04分
  • 閲覧数 1479
  • 役立ち度 56
    • 総合評価
    • ★★★★★

上手いなぁ・・・。
とにかくそういう印象。

この映画、”ラスト、映画通程騙されるという”宣伝文句もそうだし、
監督ダンカン・ジョーンズの構想についても、です。

以前、監督の前作『月に囚われた男』を、今は無き恵比寿の映画館で観た時、
これは面白いと思ったのがついこの間の様です。

少ない予算、地味な出演者でありながら、
現実なのか悪い夢を見ているのか、頭が混乱しつつも孤独な男が、
真実を掴もうともがきながらも自分と向き合う姿、がとてもよかった。

一見無機質なようで人間臭い描写が所どころに散りばめられていて、
胸に沁みたし、精密で巧妙なストーリーに終始釘づけで観入ってしまいました。
これは面白い人が出てきた、と監督の次回作が早く観たくて堪らなかったのです。

そしていよいよ公開された第二作目、
ストーリーだけでも面白そうなのに、主演が大好きなジェイク・ギレンホール!

とくればハヤる気持ちを抑えきれず、一般公開初日の今日、朝一番の回で鑑賞。
私もヒマだなぁー(笑)


結論からいえば、面白かった!
いやぁ。こんなに鑑賞中ワクワクしながらスクリーンにくぎ付けになるのは、
やはり自分はSFの類が大好きだからンだなぁ・と改めて再確認♪

乗客全員が死亡、という列車の大爆発事故が起き、
その犯人を突き止めるべく選ばれた主人公がジェイク。

映画の冒頭、私達観客は、いきなり始まる列車内のシーンから見せられる。
主人公自身、今の状況をよく分かっておらず、
ストーリーが進むにつれ、自らが置かれた立場や状況が解かってくる、と同時に
映画を見ている私達にも少しづつこの設定が理解できるようになってきます。


という作品の進行状況は“月に囚われた男”と共通しています。

繰り返し同じ場面が写されるこの手法は、
最近だとやはり“バンテージポイント”をどうしても思い浮かべてしまう。

だけど、何度も何度も同じシーンのハズでも、主人公が回を重ねる度
徐々に状況を掴めてきている為、少しづつ今の状況を“こなしていく”。

この様子がSF好きには堪らないのよね♪
だけど、映画の中でもある人物の発言にもあった

“これは過去を変える為の時間旅行ではない
  
という説明。

SF映画の中には、主人公が、大切な人の命を救う為に
何度も過去を変えようと試みるけど、結局それは無理なんだよ

・・という話が多い気がするけど、この作品は果たしてどうなんでしょうか―。
というのは見るまでのお楽しみ♪



ダンカン・ジョーンズ監督の作品。
前作、そして今回この映画を見て確信した事は、

この映画を見て、孤独な状況に追い込まれた主人公。
傍目には、何て気の毒な、何て孤独で悲しい・・・、そんな状況下の中、

それでも“今を精いっぱいに生きる”そういう姿。
または生き抜いてやるんだ、という心意気。

そういう力強く生きる力、というか
最後まで自分の心をしぼまないで奮闘するチカラ。

それは何とも力強く、なんとも優しく。
そんな姿を間近で魅せられた者は、ロボットでも人間でも
つい手を差し伸べてしまいたくなる・・。

そんな温かい心を扱うのがとても上手な人だな、と。
いくらベタだと言われても、私は好きだなあ。こういうの。

しかも、クライマックスのあの“瞬間”。
イイですね、ああいうの。私不覚にもジンワリ(涙)


ラスト、確かに思わせぶりです。

え?・・ってことは、あの時ああだった事が実はああで、
すると、あれはつまり・・・。

と解かったようで解かったないのかもしれないラスト。
タダ、観る者に必ず希望を残すラスト、というのはいいものです。

久しぶりに、映画好きな友人と
謎解き解明も兼ねて、語りたくなりました。

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