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指輪をはめたい
2011年11月19日公開

指輪をはめたい

1082011年11月19日公開

ピカリコトッキー

4.0

ネタバレこれだけ妄想が激しいと絵になる

かなり詳細です、気をつけてお読みください 山田孝之(輝彦)は終始、頭に包帯を巻いて登場します。 仕事は昔、流行った富山の置き薬の営業マンで、クソ真面目な役です。 輝彦は頭を打ち入院していたが病院から逃げ出し、倒れたというスケートリンクへ行くと、エミ(二階堂ふみ)と少女達が営業カバンを渡してくれる。 何とその中に見知らぬ結婚指輪が入っていた。その指輪と相手だけが記憶にないのである。さっそく手帳を頼りにバイクで営業を始めるが、一軒目が風俗の店で、めぐみ(真木よう子)という女に攻められ、そそくさに帰ってしまう。 その帰り公園で和歌子(池脇千鶴)という人形劇で子供達を喜ばせている女性にあった。その女性からも攻められて逃げて帰る。3人目は住友(小西真奈美)という女性がアパートに待ち伏せをしているし、いよいよ分からなくなった輝彦は病院で再度レントゲンを撮ってもらうが問題ないという。スケートリンクに戻ってエミに、君がカバンに入れたんじゃないかと言うと、ありがたく現金に変えるという。どうすればいいんだ輝彦。エミから一人ずつ聞いて回ればと言われるが、情報操作だってあり得るので嫌だという。僕の花嫁を意識しだした輝彦、3人の行動パターンを観察しだした。職場に行ったり、女が寝ている間に指輪をはめてみたり、3人を食べ物に例えて毎日、寿司、ラーメン、カレーを食べるならどれがいいか、など。食べ物は満腹のときはどれがいいか決められない、愛だって同じものなんだと悟った。そして女の断食を試み、三角関係から抜け出したいと思った。そのため仕事を休みエミとスケートを滑ってるうちに、3人とは関係ない彼女に指輪をはめることにした。職場から留守電が入ってたり、3人が心配して輝彦のアパートに集まると鉢合わせになって修羅場となってしまう。 ここで輝彦が気がつくことになる。シーンが最初の病院に担ぎ込まれたときに変わって、家族を呼ぶことになり、知り合いだと言ってエミの携帯番号を伝えると、エミがやってきてくれた。さっそくエミに指輪をはめようとすると、左の薬指に既に指輪がはまっていた。そして、あからさまに嫌な顔をされる。要するに輝彦は、頭を打ったショックで妄想しながら生きてきたことになる。3人に愛されたことも、全部はじめから無かったことになる。 しかし、山田孝之のへっぴりごしのスケートと違い、二階堂ふみの上手さが際立っていました。撮影前に死ぬ気で練習したとか。17歳とは思わない。 彼女の「蜜のあわれ」も良かったですよ。

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