2012年3月31日公開

青いソラ白い雲

PG12962012年3月31日公開
青いソラ白い雲
3.4

/ 15

33%
27%
13%
0%
27%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

高校を卒業したリエ(森星)は、アメリカの大学に進学するため母親と一緒に渡米するが、その翌日に東日本大震災が発生。母親と離婚した父親(渡辺裕之)や友人の安否が気になり日本に戻った彼女は、震災ボランティアをしている恋人から、震災によって飼い主がわからなくなった犬・ソラを預かる。一方、震災の影響で父親の営む会社が倒産し、リエには犬のソラだけが残される形となってしまい……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(5件)

楽しい30.0%かわいい20.0%コミカル20.0%泣ける10.0%笑える10.0%

  • sum********

    5.0

    嘘と愛と勇気の映画

    この映画は、嘘の映画です。 嘘に満ちた家庭、カップル、友情のシーンから始まります。 この部分の演出はやや過剰で、やや観づらいところでもありますが、これがあとで効いてくるのです。 この映画は、人の愛の映画です。 主人公とキーパーソンを巡る、ジェンダーや血縁や世代や立場を超えた愛があります。 愛は、一貫して肯定的に描かれ、それは作品の基調を成しています。 この映画は、勇気に満ちた映画です。 震災、原発事故の直後に、コメディの素材としてこれらに向き合い、そのネガティブな側面を直視して表現されています。 良い映画です。

  • kan********

    4.0

    お嬢様と嘘と真実と…

    軽妙でライト感覚のコメディっぽい設定ではあるものの、ところがどっこいブラックジョークや誰もが思うかもしれないようなそれひょっとして本音?という台詞が飛び出す。まさにピリッと効いてくる。映画「青いソラ白い雲」は面白い。今、日本で起きている出来事や抱えていたりする様々な問題が、見え隠れしながら世間知らずの主人公にあれやこれやと絡んでくる。えっゴジラ?何で犬の名前がうどん?そんな思わず笑っちゃうようなシーンもいくつか有り、監督の小ネタを見つけるだけでも楽しくなる。それにさすが、女性を撮らせたら最高の金子監督だけあって、森星もいい味を引き出している。作品内容も、しっかりとリエというセレブ女子の言動行動を通して、天然さから出てくる素直な感性が、現実を鋭く問いただす。観客としてさぁどう応えようか。主人公が歌う♪青い空、白い雲♪の歌が何だか明日を元気にしてくれそうだ!!

  • ymo********

    5.0

    本当に、そう思ってますか?

    震災や原発事故後の日本において蔓延する胡散臭さを素直に吐露した作品であり、登場人物の素直ではありますが、ある意味遠隔地の都会に住んでいる者ならではの無責任で他人事な態度には、不快な気持ちになる方もおられるとも思いますが、きれい事ではないリアリティーを感じさせます。 物語は、セレブ女子高生で読者モデルもするリエ(森星)は、離婚した母親と共にロサンジェルスに移り住むが、震災が発生した事から級友や父親の安否が気になり日本に帰ってくるも父親(渡辺裕之)の会社は震災のお降りで倒産し尚かつ詐欺の疑いで警察に連れて行かれることになり無一文となってしまいます。さらにボーイフレンドから震災の被災犬を押しつけられたことから・・・・。 基本的には、我が儘で世間知らずな女の子の成長ストーリーなのですが、ウソで塗り固められた政府・東電・マスコミ報道や非国民との攻撃を避ける為としか思えない上っ面だけの助け合いや絆といった言葉を口にする国民に対する批判や揶揄をブラックジョークを織り交ぜながら描きます。 ”日本人は、みんな、助け合わないと” 電話の使い方を教えながらフリーチケットを盗んだ男や犬の散歩をする女性など皆が同じセリフを言います。 それに対して、リエは、 ”皆さん、そう仰いますけど、本当に、そう思ってますか?” と尋ねます。ある意味純真なリエならではの正直な気持ちなのでしょう。実際は、そんなことを本気では思っていないのは明かなのですが・・・。 神経質に放射能を気にして、警官に対して、 ”ここ、何ミリシーベルトなんですか” というのも、 ”誰にも、わからないから恐い” という素直な気持ちなのですが、この素直な気持ちを只単に風評被害と切り捨てる事の乖離とお嬢様であるリエの世間との乖離の同一性は興味深いです。 このリエに対する眼差しは、子供を福島から疎開させたり、給食を拒否してお弁当を持たせたり屋外での体育にマスクや合羽をつけさす母親への非難の視線と同一のものです。 この我が儘で世間知らずなお嬢様の目を通してみる日本がリアルな日本であり、嘘つきハウスであるこの国の現状をみる真実の眼なのではないでしょうか? リエの周りにいる人間は虚実が入り交じり、何が真実なのかわかりません。それは、この国の縮図であり、やはりこの国は、嘘つきハウスの拡大版なのでしょう。 リエの居候する家にやってきた原発被害者の女性は言います。 ”今、やりたいことは、今、やりなさい” 結局、何が真実であれ、そうするしかないのでしょう。

  • rak********

    5.0

    この世はいつも諸行無常

    形あるものはいずれ滅びる。げに永遠なるは…。 日本人くらいこの当たり前の真実を受け入れられない人種も珍しい。その結果が、世界に冠たる地震列島・津波列島を原発列島にしてへっちゃら。日本滅亡なんて想像することすらなかったのだから。いや、未曾有の津波被害に遭おうと、死ぬほど放射線を浴びようと、まだ人々は日本は(そして自分は)大丈夫だと信じて疑わないようだ。かくて「がんばろう東北」「福島の野菜をもっと食べましょう」だ。 この映画は、3・11後、一文無しになって東京の街に放り出された一人の少女が、津波で孤児(孤犬?)となった一匹の犬、いつまでもメジャーデビューできずにストリートミュージシャンをやっている高校の同級生、元アイドルでいまは末期がんに侵されている中年男、福島から逃げてきた元アイドル男の追っかけ女という、一匹+3人と奇妙な共同生活を始め、諸行無常の真理に辿りつく物語。 秀逸なタイトルは、青島幸男が植木等のために書いた「だまって俺について来い」の歌詞から。そう、この歌の通り、この世はいつも「そのうち何とかなるだろう」(なるようにしかならない)なのだ。わかってるねぇ。 主役の少女を演じている森星はデザイナー森英恵の孫娘。この映画に出る前はモデルだったらしいが、まさに絵に描いたような美少女。日本的な優しい顔立ちがとてもカワイイ。私は試写会で観たが、この美少女を観るだけでも、1800円出す価値はある。音楽もいい。

  • ken********

    4.0

    前向きで爽やか

    セレブ女子高生が震災とか、親の問題で、無一文に。 コメディ映画なんだろうけど、いたってまともな話。 ちょっと映画の空気感が不思議な感じでした。 いろんなことがあっても、決してめげてなく、前向きな感じがよかったです。 爽やかな映画でした。 主題歌の波平あゆ子さんの「ai」が素敵なところもいいです。

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


基本情報


タイトル
青いソラ白い雲

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日

ジャンル