あらすじ・解説
母親の死をきっかけに、姉の妙子(長宗我部陽子)と弟の治(岡部尚)は子ども時代に住んでいた街へとやってくる。いろんな虫を入れた容器をホトホトさまという神様にささげていたという治の記憶などを語りながら、思い出の地を巡る2人。そんな中、2人は心に取りつく幻「あいつ」の存在を感じるようになり……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(2件)
- ann********
5.0点
大工原監督作品を初めて観ました。 一つ一つのカットや間が良く、 すごく上手く創りあげられていて私は好きです。 それに面白い! 気持ちが悪くて不気味な映画だと覚悟していたけど そうでも無かったです。 主演の長宗我部陽子が素晴らしい。 柔軟性のある方なんですね。 姉弟ものって久しぶりに見たような気がする。 寂れて物悲しい様な撮影場所はどこなのだろう?
- shi********
3.0点
全編を通して荒んだ空気が漂い、得も知れぬ不安感を醸し出している映像は、懐かしくもあり恐ろしくもあり。 抽象的な展開と現実めいた展開が入り混ざり、シュールな世界観を独特のあるタッチで綴っている。 ジャンルとしてはホラーの部類に属するのだろうが、一般的なホラーのありきたりな要素を盛り込んでいるわけではないので、ホラーとして観たならば、かなり欲求不満が残るかもしれない。 子供の頃の得も言われぬ怖い経験というのを、大人になって再び経験したいとは思わないハズ。しかしながらここに登場する姉弟は決然と真っ向から立ち向かっていく。 そして、その先に待ち受けているものは…どうしようもない繰り返しの世界。 それは形が違えども日々私たちが経験している「何か」に他ならないわけだ。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。
基本情報
タイトル
姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う
上映時間
製作国
日本
製作年度
公開日
ジャンル