静かなるスリルに満ちた「実録強盗映画」
- 映画賞賛狂 さん
- 2015年11月8日 20時51分
- 閲覧数 1247
- 役立ち度 0
- 総合評価
犯罪者=悪・警察=善という方程式からの解放
アメリカ社会に潜む「病理」の具現化
限定された空間で最大のスケール感を感じさせる
人間らしさを前面に出したキャラクター造形
娯楽的スリル&サスペンスの維持を
同時に実現した怪物的作品であります。
まさに1970年代の世界を覆う
反抗心&幻滅感と
空間限定映画界の雄S・ルメットの技が
交わることによって生を受けた
「実録強盗映画」の帝王であると言えるでしょう。
詳細評価
イメージワード
- 不気味
- 恐怖
- 知的
- 絶望的
- 切ない
このレビューは役に立ちましたか?