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仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX (2011)

監督
坂本浩一
  • みたいムービー 49
  • みたログ 628

2.98 / 評価:484件

理想のバランス。

  • yus***** さん
  • 2015年9月20日 9時49分
  • 閲覧数 1166
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

仮面ライダーW、仮面ライダーオーズ、仮面ライダーフォーゼの三戦士を中心としたある種言ってしまえば「お祭り映画」。
でも、ディケイドに代表されるようないわゆる「ごちゃごちゃだなぁ…」という印象の映画ではありません。

というのも、オーズパート、Wパート、フォーゼパートが一つ一つ抜かり無くしっかり描かれていて、なおかつその3つを繋いでいく伏線がキッチリと張られていることが大きい。
さらに、過去のクロスオーバー作品からの引用(「友達できた?」「ライダーは助け合いでしょ」等)も、終盤に画面を盛り上げる大きな要因になっています。

本作では、どちらかといえばオーズとフォーゼがメイン。Wは二人を支える頼もしい先輩という立ち位置。翔太郎と弦太朗の意気投合も観ていてとてもスムーズで、心地よかった。

ただ、その三人と悪い意味で対になっているなぁと感じるのが、「栄光の昭和7人ライダー」の描写。言ってしまえば、彼らが居なくても物語に大きな支障は無いとも言えます。
本作でのWはどちらかというと後ろに控える役割を担い、敵に挑むオーズとフォーゼに「ここは俺に任せて先に行け」というポジション。
対して昭和7人ライダーはというと、独自に敵を追い詰めたまではいいものの、纏めてメダルとスイッチにされた挙げ句、救出された後も明らかに余計な敵と戦闘を繰り広げ勝利してワーッハッハッハ。

…「これでいいの?」って、思います。
お子さんたちの印象としては「みんなで負けて、そんなに強くないボス以外の敵をやっつけて胸張ってる人たち」に映ってしまうかもしれないし、何より技以外の個体差が描かれてない。ある意味お約束的な描かれ方です。
これは前述したディケイド系のオールスター映画にも言えますが、描こうとする対象を広げれば広げるほど収集がつかなくなるし、例えば7人ライダーの中で一人大好きなライダーがいる(V3でも、ストロンガーでも)人にとっては、やっぱり不満に感じたりするのではないかなぁ、と思います。

加えて、三人ライダーの敵が7人ライダーの敵として登場するのですが、そういうのも本当にもうやめてもらいたい。
例えば、メズールでもガメルでも、それぞれ各個人にドラマや背景があったわけで、それを特に登場させなければいけない理由や根拠があるわけでもないのに無理に出すのはやっぱりテンション下がります。

あとは、フォーゼパートのはじめに仮面ライダー部が昭和7人ライダーについて説明を行うシーンも、部員各自のキャラクターがちゃんと出てるという良さがあるものの、なにか製作側の都合によってそういう要素をねじ込まれてるなぁ…って印象が生まれてしまう。

…しかしまぁ、私が感じた不満な点はその程度です。
それ以外は、かなり、いや、仮面ライダーのクロスオーバーものでは文句なしのぶっちぎりNo.1だと感じました。
映司とアンクの関係性、翔太郎とフィリップの変わらないやりとり、仮面ライダー部の泣けて燃える熱い友情と、やっぱりコラボレーションさせる相手をしっかり絞って元のストーリーを重視した上で共闘させれば、こんなにも素晴らしいものができるのだなぁと感動しました。

他の皆様のレビューもおおむね好評価が並んでいますが、製作スタッフの方たちには、なぜ本作が評価され、オールライダー系が不評なのかをもう一度再考していただきたいです。

詳細評価

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