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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
2012年3月10日公開

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS

1292012年3月10日公開

風よ吹け

4.0

ネタバレおなじみモリアーティー登場

見たと思い込んでいたけど、じつは見ていなかった一本。 前作のストーリーを通じてその存在を予感させたモリアーティーが、その姿を表して全力で策略を巡らせにかかる。 冒頭で残念なことにアイリーン・アドラーがモリアーティーに用済みと宣告され、(たぶん)殺されてしまう。彼女の存在感は好きだったのになぁ、と惜しく思いました。 その後は、ワトソンの結婚式。なんだかんだで精神的には乗り越えて、ホームズも相棒を祝福。しかしその新婚旅行で夫婦が狙われ、ホームズが救出に。このあたり、メアリーも果敢に応戦するなど、ホームズとワトソンの関係性に理解を示している感じがあって高感度は前作よりもUP。 で、追っかけるのはアイリーンから奪取した手紙の手がかり。ロマの女占い師(ノーミ・ラパス)をたどって、過激派に所属している兄を探す。どうも裏でモリアーティーとつながっているらしいと探り当て、最近のヨーロッパでの爆破事件とかが、世界大戦を引き起こすきっかけとなっていることが判明。モリアーティーは軍需産業や医療など、儲かる産業に手を回していた。 で、最終的にはそのモリアーティーの財産を隠したメモを奪ってロンドン警察が動いていた。モリアーティーの最後の反撃は、ともにライヘンバッハの滝壺に落ちることで原作とのつながりも見せて終わり。 筋はつながっているのだけど、謎解きはそれほどカタルシスはない感じ。推論やアクションの説き明かしの演出はそれっぽいので、見た目上の形はついているのですが。 全般的に、前回よりもホームズとワトソンの隠れBL演出が増えているような気もします。あと、散々な目にあうのが二人が飼っている犬。あんなに実験台にされるのは犬愛好家からすると噴飯物なのでは。結果的にホームズの蘇生には貢献しているわけですが。 マイクロフトが全裸で、メアリーが目の置き所にこまる、という演出、いまならセクハラで通らないかもしれませんが。「エレメンタリー」でホームズの協力者の数学者が似たことをやっていましたね。オマージュなんでしょうか。

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