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花つみ (2011)

監督
サトウトシキ
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4.25 / 評価:4件

どうしたら よかった?

  • derzibet さん
  • 2011年9月25日 17時35分
  • 閲覧数 350
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

本作の脚本家である竹浪春花さんは、まさしく奇才です。

今作と同じ青春Hシリーズの前作『イチジクコバチ』と同様に、サトウトシキ監督とのコンビで孤独に支配された男女の歪んだ愛を描きます。

題名の『花つみ』とは、朝顔の花を美しく保つために、余分な花を摘み取ること。

物語に登場するのは、父親が浮気をして、それが元で母親が自殺し一人残されたあさこ(和田みさ)と妻を亡くした後、記憶を一日しか保つことが出来なくなった男健太(吉岡睦雄)。

あさこには、母親から首を絞められたことがある過去から絞殺されたいとの願望をもっていたのですが、健太が自分のことを好きになれば、殺してくれると思い健太の部屋に転がり込むことに・・・。

未来を拒否したあさこと過去を拒否した健太が生きる今、この時にしか出会うことのない微妙なバランス感と危うさの上に物語は展開します。

あさこは、妊娠した同僚に対して、”かわいそう めぐみは もう枯れちゃったんだね もう SEX しちゃったから”と語り、”花のまま 摘まれた方がきれい”と、大人になることを拒みます。

そして、健太が妻を殺害したと思ってるあさこは”あたしも愛されたいな 奥さんみたいに いつか”と、その願望を強めます。

健太を好きにさせることを目指したあさこも”あたしも 健太が好きに おそい まだ 間に合うよね”と心の変化を見せるも・・・。


           ”どうしたら よかった?”


同僚に”人殺し”と言い放たれた健太のセリフです。

本当にどうすれば、よかったのかはわかりませんが、あさこは、この結末でしか救われないのではないでしょうか。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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