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人生はビギナーズ
2012年2月4日公開

人生はビギナーズ

BEGINNERS

1052012年2月4日公開

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1.0

「ゲイ」を全ての免罪符にするな

終始父親の自己中っぷりに不快感を覚える映画だった ゲイのカミングアウトは良いが、詳細を語り自身の苦痛の末にできた息子だと悟らせるような話までする必要があったのか しかもその話をした直後に父親うっきうきのダンスシーンなのが腹立たしい ただカミングアウトされるだけでも、自身の起源や母親について考えてしまうだろうに、言葉ではっきり言われる衝撃はまた別のもの 父親は序盤で自分の新恋人に優しくしてやれなんて言っていたが、そこからずっと自己中の極み しかし、大人になってからできた義理の親なんて、ただの男女カップルでも受け入れ難いのに、この二人の男はお互いに不特定多数と付き合うなんて息子に宣言している! こんな親は嫌だと切り捨てたいところだが、リアル現在の状況だと「ゲイ」を受け入れないという点だけが切り取られ、犯罪並みにぶっ叩かれる 父親の相手の一人もやたらと「ゲイ」を強調していた 当人が卑屈になるのは仕方ないが、展開としてこうした逆差別が当たり前のような描き方は違和感しかない 息子のぐだぐだしたサマは、まともな子育てができていない証明になっているが良いのだろうか 人付き合いに必要な何かが欠落しているのは、幼少期からの人格形成が大きく影響しているだろうに フィクションでもリアルでも、男同士の同性愛が絡むと勝手に感傷フィルターをかけて見ている人が多いように見受けられる 女が絡むと許されないことが、「ゲイだから」で全て許される世界 高評価レビューで低評価者を攻撃する人にウケるのも、激しく納得 観終わった後の気分が非常に悪い映画だった

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