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人生はビギナーズ (2010)

BEGINNERS

監督
マイク・ミルズ
  • みたいムービー 289
  • みたログ 1,185

3.45 / 評価:478件

アーサーとCIAとFBIと、BMW。

  • uqj***** さん
  • 2020年7月22日 4時33分
  • 閲覧数 358
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

かなりやられちゃいましたね。
何度も何度もしつこく涙がでそうになった。

おれはこういう作品の側に居る人間なんだという事を
はっきりと、あらためて確認することができる映画でしたわ。

俺は『WAVES/ウェイブス』だの、ああいうものが
映画だとは思わない。

その事をいちいち噛み締めながら
この作品を最後まで観れてた自分の・おれ自身の存在というものが、
自分でとても嬉しかった。

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ゲイの父親の息子として育ってきたことの
原因不明の喪失感を
大きく背負わざるを得なかった男の、
どうしても他者との間に壁をつくってしまう
生き方の哀しさが
おそろしく痛い。

それでいて、残された生き方をポジティブな方向へと
自ら進んでゆく決心をし、それをひたすら実践する
父親の笑顔が何故か、息子にとっても心から嬉しい。

新しく出来た息子の恋人も
彼女なりに彼女の父親との複雑さに悩みながらも
「プロフェッショナルな人間として」
 生きている感じがする。

そして常に
 主人公のかけがえのない友として
 力強く・冷静に生きている「アーサー」の存在。

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オリヴァーの母親が息子に向ける「拳銃」の仕草や

日々、どこか深刻に、残酷になってゆくイラスト。

死後、淡々と示される死亡証明書や相変わらず
表示されゆく、時の大統領の顔の変遷。  ハーヴェイ・ミルク。

高級ホテルの廊下の絨毯を踏みしめる
ふたりのローラースケート。

父親の家の前の階段状に広がる花壇。

アナと二人で走ってゆく、
スロープ状の、緑の林の中。

「キャミソール、とって。」


・・・

ウェス・アンダーソンの映画のようでいて、
どことなく
ウッディ・アレン作品でもあるような
深さと悲しみと、それらを越えた明るさの入り混じった
作品やったと思います。

メラニー・ロランも
クリストファー・プラマーも
ユアン・マクレガーも、
レコード針のノイズと共に在る全ての音楽も


アーサーと同じように素晴らしかったです

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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