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放射性廃棄物 ~終わらない悪夢~ (2009)

DECHETS: LE CAUCHEMAR DU NUCLEAIRE/WASTE: THE NUCLEAR NIGHTMARE

監督
エリック・ゲレ
  • みたいムービー 2
  • みたログ 6

3.50 / 評価:2件

未来へのつけ

  • happydragontears さん
  • 2011年11月2日 13時47分
  • 閲覧数 428
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画としてはドキュメンタリーにありがちな手法で淡々と進行する。
データや数字の裏付けに弱い点は否めないが、各廃棄物を生産している当事国の
国民として、現実がどういうものかを知る一助になる事は間違いない。

地球上に貯まる一方の放射性廃棄物。
人類が作り出しているやっかいな核のゴミである。
各兵器用にアメリカで生産されたプルトニウム。
長崎に投下された原爆の材料が生産されたその工場跡は軍事機密としていまだにブラックボックスの中にある。
周辺はいまだに放射性物質に汚染され、それらがコロラド川に流れ出ているのは容易に想像できる。
フランスで大量に生まれる放射性廃棄物。ロシアに送られ、リサイクルしたもの(10%)はふたたびフランスに戻されるが残りはロシアに置き去りにされる。
ロシアは投棄料と膨大な核廃棄物が手元に残るわけだ。
これらは地上に保管され、唯一のリスクはそこへの飛行機の墜落だと語られる。
片やロシアの別の核物質貯蔵場所の周囲は漏れ出した放射性物質による深刻な汚染が広がっている。国は国際的な基準値以下と住民に避難もさせず見殺しにしている状態だ。
放射性廃棄物が無害化するのに10万年20万年の時間を要するという。
それまで地中深く粘土層に封じ込めるという手法の廃棄実験が進行中である。
歴史学者曰く、人類の文明は10万年も継続した例はない。国は滅び、文明も滅ぶ。
そんな未来に放射性廃棄物の管理を託すのは愚の骨頂であろうと。
人類は捨てる方法を解決せずにとんでもなく危険な放射性核破棄物を生産し続けている。
いつか誰かがその処理の方法を考えつく事を期待して。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 恐怖
  • 勇敢
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