作品レビュー(23件)
- kashimanian
4.0点
正義は存在しないのか!
- old********
4.0点
前日に書いた「リリア4-ever」のレビューの中で、この作品のことを 誤って「トゥ-ルース 闇の告白」と書いてしまいました。 大変申し訳ありませんm(__)m この作品では「リリア4-ever」以上に人身売買の過酷さが表現されています。 「リリア4-ever」が描いているのは必ずしも人身売買だけではなく、リリアの 人生の物語という側面もあるのに対し、この作品は真正面から人身売買のみに 焦点を当てた純粋な社会派ドラマです。 とにかく目を覆わずにはいられないようなシーンが沢山あり「リリア4-ever」がとても好きな私にも、この作品は重過ぎましたm(__)m
- こっぺぱん
3.0点
ケーブルTVでたまたまやっていて観ました。同じ年頃の娘のいる親として、同じ女性として、こんな悲劇があるのかと始終なんとも言えない気持ちでした。世界中からこんな事がなくなる事を心から願うばかりでした。
- dar********
4.0点
実話に基づいていると聞いて 自分が男であることが恥ずかしくなってくる とても重いが、すごい映画。
- run********
5.0点
ネタバレつらかった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - xxy********
5.0点
ネタバレやはり女が社会を変えなければ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - pec********
4.0点
ひどすぎる。 これが実話…。 畜生のような本能に負ける男。 地位や名誉や金銭に驕る男。 歴史を振り返ると、 人間の進歩を遅らせているのは男だよな~。 言い過ぎましたか。すみません。。。 素敵な男性も大勢いらっしゃいますよね。 この映画、大勢の人に観ていただきたい。 辛いけど。
- ななし
4.0点
これは、ストレートに響く問題作。実話に基づいているところが、何ともやりきれない気持ちにもなりました。 しかし、主演のレイチェルワイズ。とても素敵です。立ち居振る舞いがシャープでカッコイイ。 世界では異常なことが狂ったことが特別な地域、人だけに起こっているわけじゃない。 悪い状況が揃えば、どんな社会、人も狂う。紛争によって人心、国土が荒廃したうえに、利益をむさぼる偽善者が蔓延。こんな救われない状況をまさに告発する内容のこの映画は、いたたまれない気持ちにはなっても観る価値は十分。 映画としても完成度は高いと思います。
- tsu********
3.0点
一般受けしない映画よくつくった、そのジャーナリスト的心意気に、星五つ。 国連の活動は賛否両論ですが、個人的にはこういう話を教えられると、個人的には害のほうが大きいと思うので要らないと思う、以上。 映画というよりも社会勉強ですから、の星三つ。
- ryo********
4.0点
実話に基づいた作品とのことです。 スキャンダラスな内容の作品なので、この作品を作れたことに驚きます。 女性として目を背けたくなる場面はあるし、憤りを感じるし、とても悲しい作品です。 我が国も含め、 知らない。わからない。そんなもの社会的にも地位がある大きな組織が関与するハズない。 と、隠すことに力をそそぐのではなく、 どのようにしたらこの問題をより良い方法で解決できるのか。 ということに力を注げないものなのだろうか。と、私は鑑賞後に考え耽ってしまいましたが、この作品は観た後に考えざるをえなくなってしまう映画だと思います。
- ros********
5.0点
ネタバレ神なき世界
このレビューにはネタバレが含まれています。 - veg********
4.0点
管理売春は必要だがやり口が金になれば手段を選ばないところがいかにも英国らしい。 メキシコ、北朝鮮の覚醒剤製造密輸も猟奇的なハンニバルもこういう類は国連を利用するアングロサクソンのお家芸だと思う。 国連は半分以上は正常に機能し、残りは開発途上国の利益集団を構成するようになった。 それは仕方が無い。組織が大きくなればそういう部分は必ずある。それを記録フィルムとして残せばよい。その役割として意味がある作品だと思います。 ただし、 朝鮮半島の従軍慰安婦と呼ばれる売春婦と重ねているレビューが書かれているのは残念です。半島の当時の現実は、奴隷階級は売春するか子を産む道具でしかなかった。しかも、実の父親に強姦され(試し腹制度という)受胎能力を確認した状態で嫁に出され生まれた子は女の子なら売春婦、男の子なら幼少から荷役などに酷使し20才までには殆ど死んだ。 売春婦にならざるをえない環境があったからである。しかも当時の日本軍の管理売春は女性を大切に扱い、十分な休暇と衣服、待遇(1回遊ぶのに伍長の給料一か月分)を用意され、全盛期には面接で落とされる志願者もいた。ただ、親あるいは所有者に売り飛ばされた悲しい現実があっただけ。 管理売春は世の中には必要だが、受け口はオープンであるべきだ。事情があり売春しなければならない状況も認めなければならない。しかし、調達手段が何でもありではまずい。 少なくとも表の組織は女性調達に手を染めてはいけない。先進国ではきちんと表裏が組織化される反面、治安が不安定なボスニア・ヘルツェゴビナには国連が表と裏を取り仕切って管理売春のシステムを構築する役割がある。これを認めなければいけない。そしてそれを行う企業とそのファンドに参加する全世界の人間が利益集団の構成者であることも現実であり否定不可能な事実。 humanityの文字がクローズアップされたときこれをどう受け取るか、このシーンが無ければ映画にはならなかった。
- www********
3.0点
戦後の無秩序な状態で必然的に発生する狂気的なシステムなんでしょうね。ただ、観終わって気になったのが‥、実話を元にとありますが、正義と悪の位置関係を強調しすぎてるのでは?と、思えました。悪の国連、悪の地元警察、全く罪のない少女達、正義の警官という風に、映画の構成上、誇張した立場を作りすぎているような感じがしました。 私が言うのもなんですが、しょせん映画です。脚色もあります。よって、すべてをうのみにしない方がよろしいのではと‥。もし、このままが事実であったのなら、世も末ですね‥。 映画化の心意気は凄いと思いますが、内容に疑問を感じたので、★3つにしました。でも、役者さん達の演技は迫真ものだと思います。
- おおぶね
4.0点
『オルレアンのうわさ』(みすず書房)という本がある。1969年5月、フランスのオルレアンに流れた女性誘拐の噂だ。社会学者で映画監督でもあったエドガール・モランの本だ。 オルレアンは、パリの南方100kmほどのところにある、当時人口十数万人の地方都市。この街にあるブティックで、女性が消えると言う噂が流れたのは、1969年5月。最初期のうわさは、若い女性がブティックの地下にあるという試着室に入ると、催眠性のある薬品を嗅がされたり薬物を注射されたりして、前後不覚になったところを誘拐され、外国の売春宿に売り飛ばされていく、というものだった。当初は1軒だけだとされていた、女性誘拐を行なっているブティックは、次第に数を増やしていき、最終的には全部で6軒のブティックと靴屋が、この事実無根の風聞の対象とされました。実はこの6軒の店舗うち、5軒までがユダヤ人経営の店であり、残る1軒も、噂の少し前、ユダヤ人の前店主から引きつがれた店だった。 モランはこの噂が、思春期の少女にありがちな、性的なものへの恐れと憧れの中から生まれた物だとしている。最初期の噂は、『神話』化し、社会問題となった後期型の噂と違い、いかにも根も葉もない世間話といった趣の話だった。いろいろと都市伝説にありえる偏見が加わってきた。もちろん、形を変えて、パリのブティックで試着室に入ったら、いきなり地下室に落ちてアラビアに売られるなんて話になっている。 新潟少女監禁事件というのもあった。9年もの間、監禁されていて逃げ出そうとしなかったのである。実際には逃げられなかったのである。ちょうど、この映画に描かれているまんまだ。 従軍慰安婦なんてどこでもある、というのが橋下徹の主張だった。確かにそうで、この映画でも当たり前のように描かれている。他の人もやっているからといって泥棒してはいけない、というのが法律の基本の基本なのだが、弁護士である大阪市長には理解できないことらしい。 で、この映画が噂だったらいいのだが、実話にインスパイアーされたものだという。 『ナイロビの蜂』みたいな事実なのだ。 これ以上は内容に触れるので書かないが、ちょっとだけでも権力を持つと人間は腐るということだ。 慰安婦問題などなかった、という論者も多いが、戦後、日本で最初につくられたのが、国営の慰安婦の施設だった。国営だということで、安心して「就職」した処女も多かったとされる。 匿名の女性が書いた『ベルリン終戦日記』(白水社)がある。 1945年の陥落前後、ある女性ジャーナリストが、窮乏生活や市街の惨状、ソ連軍の蛮行を日記に赤裸々につづっていた。 激しい空襲が続き、陥落間近のころ、女性はアパートの地下室に避難していたが、そこへ赤軍が侵入してくる。彼女はロシア語が多少できたことから、兵士との交渉を買って出る。しかし、隣人たちから見捨てられるように、レイプの被害にあってしまう。それに懲りた女性は、以後は赤軍少佐の「愛人」となることで、身を護ってゆく。ライフラインが途絶え、不安と恐怖がつのる状況下、貴重な食料や情報を得ることができた......しかし、思いがけない結末が待っていた......。 という内容なのだが、200万人のドイツ女性がロシア人にレイプされたとされる。 日本で国営の慰安婦施設をつくった人間たち(確か安倍総理のおじいちゃんも入っていたはず)はこれらの女性たちがレイプの防護壁となったと自慢することであろう。 戦争は人殺し、レイプも人殺しということが常識にならない限り、世界は変らない。 そんな社会に戻そうという勢力があることに気づかないままでいいのだろうか?
- スーザン
3.0点
内戦中のボスニアにおける人身売買の実態を知り、それに立ち向かったアメリカ人の女性警官。 人間の闇と、恐るべき事態に打ち震える彼女であるが、果敢に組織に挑む姿がたくましい。 人身売買、売春、その実態とは、思いもよらないものであった。 ボスニアに派遣された民間警備会社が自ら手を染めた犯罪行為、という事のみならず、国連、アメリカ・・・大きな組織も官僚主義で何の役にも立たない。 ただ保身を図るのみである。 たいていの組織犯罪は、結局メディアに持ち込んで世論を動かすしか方法が無いのだろうか・・・。 レイチェル・ワイズはこういう役が板に付いた。
- gor********
4.0点
人身売買という組織犯罪がテーマの作品ですが、 これが事実に基づいた内容であるというのは、 非常にショッキングで、その愚かな行為に 怒りを感じてしまいますね。 こういったものを必要悪だからしょうがない、 だから隠ぺいしてしまえといった体質は 今も昔も変わらないんだという虚しい現実を まざまざと見せつけられた、そんなかんじです。 平和を維持するためにやってきた組織なのに、 そこで新たな犯罪が水面下で行われている、 なんとも本末転倒な事象に深く考えさせられます。
- pas********
3.0点
国連から委託を受けた民間会社が人身売買、 少女虐待に関わっていたという何ともおぞましい話です。 実話とのことなので余計にゾッとします。 少女達が監禁、暴行されるシーンなどがリアリティすぎて 目を背けたくなります。 登場人物が「慰安婦は必要なんだ」と言ってましたが 慰安所とはこのようなものなのでしょうか。。
- tkh********
4.0点
戦地ボスニアに派遣された警察官が現地警察や国連軍の闇を暴く、実話に基づいた社会派サスペンス作品。 「ナイロビの蜂」のレイチェル・ワイズが、今回も社会派サスペンスで 魅せてくれます。実話に基づいている分、非常に後味の悪い作品です。 組織的で事件規模は大きいものの、展開が非常に狭い範囲なのが残念。 暗い作品ですが、是非観て下さい。
- いやよセブン
3.0点
アメリカから国連の仕事でボスニアヘルツェゴビナに派遣された女性警官(レイチェル・ワイズ)が、女性の人身売買事件に遭遇する。 捜査していく中で、国連職員も関与していることが明らかになり、現地政府と協力するが、国連もアメリカも取り合おうとせず、証拠隠滅を図る。 身の危険を感じた女性警官は資料を持ち出し、イギリスのBBCに駆け込む。 実話だが、国連といえども官僚が支配、各国の思惑もあって正義の執行なんて到底無理だと思う。
- オークチェイサー
3.0点
全て聞いこともない声優を起用しています 大作ではないので無理もないですが、通常は 色々な声優プロダクションからFIXを起用しますが 予算がなかったのか、1つのプロダクションで 全てを賄った"やっつけ仕事"の感じですね 男も女もどれも似た声で、かけもちも甚だしいです。 理想は・・・ レイチェル・ワイズ 田中敦子 モニカ・ベルッチ 渡辺美佐 デビット・ストラザーン 池田勝 あたりなら満点でした。