作品レビュー(412件)
- bul********
2.0点
ネタバレこれは納得の低評価
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 逆神彰
2.0点
10年代前半の国産フルCGアニメ映画として申し分ない映像のクオリティで特に009の加速装置の演出を筆頭にアクションシーンは素晴らしいです。 声優陣もタレントを使ったりせず有名どころでまとめていますし 川井憲次さんの手がける音楽も良いです。 キャラクターデザインの現代風アレンジは個人的にはあまり気になりませんでした。変えすぎて元ネタが誰か分からない、というようなものではないしちゃんとカッコいい。 しかしシナリオが面白くない。 原作萬画からしてちょっと難しいというか箱庭的な話が多いのは事実ですがそうじゃない話もありますし何より当時とはもう時代が違う。 2012年にもなって散々使い古された「セカイ系」の話を持って来られても反応に困るわけでこれが久々のアニメ化ですと言われても全く嬉しくない。 しかもストーリーはあまりにも婉曲表現が多く難解で、それでいてラストはシンプルな一本道のため後から伏線に気付いても「だから何?」としかならない。 ゼロゼロナンバーズ以外のキャラがどうなったかもはっきりとは語られない。 要するに「なんか無駄に思わせぶりなこと言ってるけどそのまま煙に巻いて終わるだけで真相が分かったところでそれで面白くなるわけでもない」典型的なセカイ系アニメです。 久しぶりのアニメ化、劇場作品ならもっとシンプルにエンタメ重視の作風にすべきだったんじゃないかな、と思います。
- キューン
1.0点
あくまで私個人の感想だけども… ・キャラデザの時点で圧倒的に好みではない(←この段階で何をやってもつまらない) ・表情が乏しい&動きが硬くて人形劇・ポリゴン感がぬぐえない。 ・特徴を殺しまくった結果の没個性なキャラクター達。ゲストキャラへの方がスタッフの愛を感じる(一番やっちゃダメなパターン) ・リアルな体の作りでやりたかったというコンセプトがあったのかもしれないが、まんがキャラとしてのデザイン感とか面白みがない。 ・サイボーグ感がない。外国人感がない。どうせリアルにやるなら外国人の特徴もっと誇張しようよ…。 ・009はもはや時代劇なんで昭和の時代背景でやるべきよ…。世界観違い過ぎて浮く(こんな時代にプロトタイプなんざ役に立たないし目新しくないし、新型だらけになってないのは違和感しかない)。 ・ジェットはせめて長髪じゃね?もっと鼻高くね?ジョーももう少しロンゲ感欲しくね?イワンは目が見えちゃダメじゃね?フランももう少し髪長いしカチューシャ目立たな過ぎじゃね?なんでジェロニモが筋肉膨張するん。膨張合金すげーな(皮肉)。…と始終そっちに思考がいっちゃって楽しめなかった…。 ・ストーリー?あるの?これ? ・009で何が見たいって「皆の為に戦う自己犠牲精神の美しさ」「プロトタイプなのに勝てちゃう位の相手に何とかやっと勝てる感じ(基本1対1)」「ジョーの男らしい大人の色気」「サイボーグ達が力を合わせて戦う使命感・友情感」「ださくてかっこいい制服のなびくマフラーのかっこよさよ。つまりだだっ広いフィールドでこその見せ場」「悲壮感」…なんだけどドレもなーし。せめてレーサーのジョーくれよ…。フランのバレリーナシーンくれよ!008の水泳シーンくれよ!ジェロニモは大石持ち上げてくれよ!見たいのはそこなんだよ!あとジェットは飛ぶなら制服着てよ!イワンは赤子の顔じゃねーよ、かわいくねーよ。 ・音楽もな~。近年のありがちすぎる「ぽさ」を感じないつまんない感じ。 009自体は好きだったんで悪いレビューにしたくないんだけど、好きだったからこそ「あー、これ違いますね、違う作品ですね」としか言えないわ、ごめん。 まだタイムリープして未来に飛んだ戦士達~とか、年をとれないまま何十年も生きてる戦士達~みたいな戸惑いとか謎とか悲しみがある現代設定なら面白かったかと思う。立ち位置(彼らの存在背景・関係性)がよー分からん。 古い作品の現代版リメイク、ほんと好きじゃない。原作者リスペクトじゃない、原作クラッシャーだらけなんで。「監督とは解釈違い」です。
- och********
3.0点
ネタバレストーリー以外はたいへん良かった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - poy********
4.0点
原作から進化した作品で、映像と演出は素晴らしいと思った。 ストーリーも練られているが、全戦士による戦闘シーンも見たかった。 ただ、今回の作品は進化版の序章と言う位置づけなのか??...だったら、最後の展開と終わり方も納得できる。 敵の存在は明確な方が爽快感が味わえたかもしれないな... 欲を言うなら、各キャラが映像に最初に登場するシーンで、各キャラの紹介テロップを出して欲しかった。久しぶりに進化したキャラ達を観たら、恥ずかしながら名前を聞くまでわからなかった...
- 宮崎是彰
3.0点
細かい描写にも気を使っているのが解る映画です。 ストーリーも中盤まではよかったのですが、風呂敷が大きすぎたのか強引な終幕でした。映像、演出はよかっただけに勿体なかったです。 石ノ森作品はそういう傾向があるのである意味リスペクトなのかもしれませんが、これは好みが別れるところだと思います。 とはいえ十分楽しめる作品だと思います。積極的にオススメはしにくいですが見る価値はあると思います。
- k_k********
1.0点
ネタバレ他人のふんどしで相撲取るな。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - bla********
3.0点
最期の落としどころが超常現象前提で無理やりフィナーレに持って行っているのがスッキリしない。 早々に消えた007がユーロファイター使って落ちてくるジェットとジョーを腕を蛸みたいに伸ばして拾うとかいう流れのほうがまだしっくりくるかな。
- ten********
2.0点
スピルバーグが凄いのは、大予算なことではなく、誰でも解る演出とストーリーにあると思う。日本映画は実写でそれを出来ないのはわかるけど、アニメですら、そういう単純明快なストーリーを作れない、そういうのを低く評価する傾向にあるのは残念でならない。 で、この話は確信犯的に演出だけ、オチは放り投げ、ある意味未完に終わった原作をそのまま放置した、作品ではない同人誌、なのです
- t_k********
2.0点
出来としては、あの「スタンドアローンコンプレックス」を作った神山健治とは思えないような低レベルの作品。 ベースになってるテーマ自体は悪くはないとは思うけど、とにかく、ストーリーそのものと、それぞれのキャラの行動の仕方の違和感が激しい。 そもそも、登場するネタや映像スタイルは、(神山の師匠である)押井守のオマージュ(?)的な要素が多くて、そういうマニア向けを狙ってんの?って感じ。…今「多く」と書いたが、よくよく思い出すと、ほぼ押井作品でやられてた&扱われてた要素で出来上がってたような気がしてきた。 一応、断っておくが、これは別に”完全オリジナルな表現法やネタ”で作れと言ってるわけではない。別な作品で、いい表現やいいネタがあれば使ってもいいと思う。ただ、その数とその使い方。 その数と使い方によって(元ネタを知ってる人間からすれば)違和感を感じしてしまう作品になってしまう。
- ko2********
4.0点
004の武装が型遅れになってたり 003が最強になってて時代を感じる
- zzz********
2.0点
もうすぐ50周年との事で、数年前のコレを見たが… イイのは今風な映像だけ!! 脚本は、なんじゃこりゃ!?ですよ… 伏線回収全く出来てないやん!!! いや〜マジ酷い! 本来なら★1つだけど、映像とかで一応2あげるけどさぁ… ん〜とりあえず新しいの観るかな!
- とみ象
3.0点
映画が始まってしばらくして島村ジョーが覚醒するまでの3D画像は確かに迫力ありますが、残念ながら、画像もストーリーも最後にかけては尻切れトンボになってしまっています。製作の熱意が最後まで持たなかったのかな?それでも、無理やりEVAの前に公開して、後悔しているような仕上がりの映画になっています。サイボーグ009と言う折角の素材を生かしきれなかったアイアンシェフの作った料理みたいな感じです。ちょっと残念。 まあ、それでもかなり楽しめるし、分からないところも出てくるので、何回か観れるかもです。続編が欲しいいなぁ ところで、009と言うコードナンバーのまま、イギリスやアメリカでも公開できるのかしら?本家007から文句がつかないか疑問です。
- tan********
1.0点
石森であれば、こんなつまらないストーリーにはしなかっただろう。 時代に合わせて00シリーズの見た目や時代背景が変わるのはいいが、石森が描いた格調や深さが全くない。駄作である。ただただ残念。
- tin********
4.0点
ネタバレフランソワズ エロすぎ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - タンバリン
4.0点
子供の頃から観ていた009を現代風にアレンジして映像化してくれただけでうれしいわけで、戦闘シーンやメカアクションを十分楽しめました。惜しいのはやはりストーリーですね。原作の「天使編」「神々との闘い編」を監督なりにアニメ化したようですが、話が壮大すぎてなんだかよくわからなくなってます。ラストも009が死んだのか生きてるのか意味がわからない。後から監督のインタビューを読んでなんとか理解できました。その後に観た「CALL OF JUSTICE」の方がストーリーが単純で楽しめたかな(「HEROES」にかなり似てますけどw)。
- dt1********
5.0点
7回くらいは見ただろうか、映画館で観られなかった事を、レンタルするたびに思う。毎年1度くらい借りて、2回、3回と見てしまう。ストーリーは平坦だが、分かりやすい。テーマもよく分かる。006が活躍するのは、中国市場を睨んでの事か?やはり、あの赤いスーツを着ると、ああ、009なんだなあと、感慨にふけってしまう。ストーリーは単純、明快、テンポに欠けるが、アクションシーンは、渋い格闘も有り、ゲリラ戦も有り、派手な戦争映画やハリウッド映画並のものも有り。変化が、有って楽しめた。ラストの30分の怒涛のアクションから、エピローグの、不思議な感覚、高らかにマーチが、鳴り響くエンディングまで、息を飲む展開。面白い!
- tetsu32
3.0点
コンテンツが懐かしくて思わず観賞。 フランソワーズとジョーが再開するときの、フランソワーズが飛行機から飛び降りたシーンをはじめ、臨場感のあるカットとアングルが良かった。 ジェットとジョーの確執もGOOD。
- liv********
2.0点
物語は突っ込みどころが多いけどまあまあ 問題はなぜ009なんだろうと思う? 009の名前を借りなければ受けない作品なら最初からやめてほしい 009とは世界観もそれぞれのキャラクターのイメージも違いすぎ 白黒の009を知っている人の何割が支持するのだろう? 平成仮面ライダーも最近はどこがライダー?みたいな作品が増えてきた 石ノ森章太郎の作品がお金のためにこんなことになっていくのは残念です
- ind********
3.0点
監督が監督なので「攻殻機動隊」と設定やお話、映像にかぶりがが多く、新鮮味がなかった印象です。「009」なのか「攻殻機動隊」なのか、観ているこちらも混乱してしまうような。 6年前なので技術的には往時最新だったのでしょうけれど、今公開されている3部作はどの程度進化しているのか、そこのところは楽しみです。 様々な石ノ森原作が実写化され、原作のテイストを失う中、実写化がかなり難しいと思われる「009シリーズ」です。それだけキャラクターデザインが秀逸で、とても実在の俳優に置き換えることができない、ということでしょうか。それだけに、デザインが評価の分かれ目かもしれません。頭の中に定着した原作のイメージを増幅させて、ゾゾッとトリハダが立つような魅力的に描かれないと、観客を引き込むことが難しいかもしれません。 「攻殻機動隊」にはそういう、背筋がゾゾッと来るようなカッコよさがあったのですが、その亜流のような今回の「009」には少しく評価が低くなってしまったかなあ。 それでも「ゴジラ」と同じで「継続はチカラなり」。映像化されることに価値があると思うので、技術評価の指標としての素材として気にかかるところ。アニメファンなら見てしまうことでしょう。 少し哲学的な落とし穴に落ち込んでしまったので、近未来的な路線に戻ることを期待しながら・・・3部作観賞のためにはお薦めかと。