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ザ☆ビッグバン!! (2010)

THE BIG BANG

監督
トニー・クランツ
  • みたいムービー 16
  • みたログ 65

3.20 / 評価:25件

珍作!一応ホントにビッグバンだけどね・・

  • 映画生活25年 さん
  • 2011年12月10日 2時12分
  • 閲覧数 713
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

アントニオ・バンデラス主演の探偵アクション。「24」の製作総指揮者が監督とのことで少々期待したが、何じゃこりゃの珍作である。

3人の刑事に拘束された探偵(アントニオ・バンデラス)。
刑事たちはある物のありかを聞き出そうとするが、彼の記憶はほとんどない。
それまでいったい何があったのかが紐解かれていく。

始まりはある大男からの依頼。
恋人を探してくれということだ。
その大男は刑務所から出所したばかり。
「恋人」とは文通相手で写真を見ただけ。
モデルのような美人なのだが、もちろんウラがある。
それでも疑いもなく彼女を探せと迫る大男。
探偵は仕方なく調査するが、そのウラに「ある物」の存在が浮上してくる。

さて、タイトルの「ビッグバン」だが、一応ホントにビッグバンだ。

実際にスイスとフランスの国境地帯に「セルン(欧州原子核研究機構)」という施設があり、陽子同士を加速させて衝突させるなど、さまざまな実験を行っている。
目的の一つはビッグバン直後の状態を再現すること。
その際にブラックホールもできる。
と言っても何兆分の1ミリの大きさで、何兆分の1秒で消滅してしまうものだ。
実はそんな現象は成層圏あたりでしょっちゅう起こっているらしいのだが、「実験で発生したブラックホールに地球が飲み込まれる」と信じたインド人(だったかな)の少女が自殺してしまうという痛ましい事件も実際にあった。

間もなく(13日)「ヒッグス粒子」というビッグバン直後に物質に質量を与える役割を果たした思われ、「神の素粒子」と呼ばれる、理論的には存在すると言われているが、未発見の素粒子についての発表があるとのこと。
どんな発表なのやら。

さて本作では終盤に大富豪が登場。
なんとその「セルン」のような施設を自前で作り実験しようとする。
それでタイトル通りにトンデモナイことになるだが、いったい何の意味があったのかね。
よっぽど予算が余っていたのかわからんが、必要性がわからずただただ呆気にとられてしまった。

ちなみに本作を鑑賞したシアターN渋谷だが、最前列でないとちとキツい劇場だ。
早めにチケットを買い整理番号は2番だったが、直前にシアター・イメージフォーラムで鑑賞した「ゴモラ」が(鑑賞前に確認したのだが)終映時刻がなぜか5分押し。
急いで移動したがすでに開場後。
最前列は取れずに4列目に座ったが、2列目で席を取っていたのが、ノッポなお方。
しかもそのお方が背筋をピンと伸ばして着席。
2列後ろから見てもスクリーンの半分が隠れる悲劇。
仕方なく端の席に移って鑑賞。
もう少し気を使って頂けると助かるのだが。

こういうことがあるとやはりこのタイプの劇場から足が遠のいてしまう。
思えばかつてはそんな劇場が大多数だったが、その点シネコンではそんな心配はほとんどなく、そのありがたみを痛感してしまった次第である。
とは言え、他では上映されない個性的なラインナップはありがたいシアターN渋谷。
これからも頑張っていただきたい。

詳細評価

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