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パーフェクト・センス (2011)

PERFECT SENSE

監督
デヴィッド・マッケンジー
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  • みたログ 604

3.25 / 評価:262件

全く一線を画すウィルス映画・良作

  • lma***** さん
  • 2020年4月18日 12時52分
  • 閲覧数 613
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ウィルスが蔓延する映画は多い。
その多くは結果的に人が死ぬ、或いは視覚的にも痛々しい風貌になる。
恐怖から転じたパニックも、人の心情として取り上げられる。

この映画は違う。
感染しても、外見上は何も変わらない。
少なくとも感染によって、どこかが痛くなったり苦しかったり命を失うということは無い。

この未知のウィルスに感染すると
ある一つの感情が突如高ぶり、同時に一の感覚(センス)が失われる。
そうやって一つずつ無くしていったその先にあるのが 題の「パーフェクトセンス」。

主人公の男性はレストランのシェフをしている。
感染により人々が感覚を無くす毎に
味の濃い料理や 色合いが鮮やかな料理 温度を感じる料理・・・と工夫を重ねる。
確かに混乱して排他的になる人々もいるが
この映画の中で人々は 諦めず「今 なにが出来るか」を模索するのだ。
命が無くならないウィルスである以上
人々はそれでも生きて行かないといけない。
だからこその筋道なのかもしれないが 他のウィルス映画と幅の太い一線を画す映画だと思う。

ラストで
聞こえない筈の彼女が 何故かそこに残っていた時
彼等はきっと「パーフェクトセンス」を手にしたのだろう。
と 同時にそのたった一つを残して全てを無くした事を示唆して映画は終る。

きっと彼らの そして残された人類の先はひどく険しい筈だ。
それを語らず終わるこの余韻と 幸せそうな笑顔が
見る側に沢山の余韻を与える映画だった。

詳細評価

物語
配役
演出
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イメージワード

  • 切ない
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