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コーマン帝国 (2011)

CORMAN'S WORLD: EXPLOITS OF A HOLLYWOOD REBEL

監督
アレックス・ステイプルトン
  • みたいムービー 70
  • みたログ 189

3.47 / 評価:129件

搾取映画とは?

  • iBoat_studio さん
  • 2020年10月16日 13時52分
  • 閲覧数 81
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

ロジャーコーマンプロデュース作は、ほとんど観たことがない。自分の中であの手のものは、B級ではなく、C〜Z級。
ただ、バカバカしいものを大量に、ぶれずに作り続ける創作意欲の源には興味があり、本作を鑑賞。

氏が、クレイジーな映画をつくっているのとは対照的に、英国紳士のような見た目である点は、よくわかる。個人的にもちょうど、表現者は見た目と表現が真逆になることが多い、というのを発見していたばかりだったからだ。

もともとはインテリで厳しい批評眼を持った人物だったが、人種差別をテーマにした社会派の映画を制作し興行的に失敗したことで、映画作りに対する考えを改めることになったらしい。やはり、クレイジーなものをつくる動機には、絶望の経験が隠れているということなのか。

僕は、人生に絶望して人が変わるのには二種類あると感じていて、ひとつは社会の価値観(金や名誉)そのものを疑うようになること、もうひとつは社会のルールをこっそり破ってでも成り上がったり私利私欲を満たそうとすること。
コーマンは、社会の理不尽に反抗する一方で若者の労働力を搾取して低予算映画をつくる。大衆に絶望していながら大衆のゲスい興味を煽る作品をつくる。そこには明らかに自己矛盾がある。
その辺り、完全には共感しづらい。クリストファーノーランのように、妥協なく自分の主義主張を通してワガママな映画をつくり、興行的にも成功している監督もいる一方、こういう生き方しかできない人もいるということは認めなくちゃいけない。

詳細評価

物語
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