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チキンとプラム ~あるバイオリン弾き、最後の夢~ (2011)

POULET AUX PRUNES/CHICKEN WITH PLUMS

監督
マルジャン・サトラピ
ヴァンサン・パロノー
  • みたいムービー 83
  • みたログ 328

3.41 / 評価:142件

人生の悲哀を感じさせる素晴らしい作品

  • germanmetalcore さん
  • 2017年1月29日 16時15分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

人生は出会いと別れの連続、叶わない夢や約束ばかり。それでも人は選ぶことのできなかった選択に囚われ、苦しみながら生きていく‥。
そんな事を考えさせてくれる映画です。本気で恋して失恋した経験をお持ちの方は共感できるんじゃないですかね?
ラスト五分くらいはガチで泣けました。

そういった文学的な一面を持ちながらも、政治的な比喩や哲学的な寓話を織り交ぜており、イランからフランスに移住したというマルジャン・サトラピ監督にしか描けない映画です。
現在、異文化圏の対立が大変な事になっていますが、異なる文化が傷つけあいながらも理解し合おうとすることは必ず文化の発展につながります。
イスラム圏で育ち、フランスで活躍するマルジャン・サトラピ監督の存在、もしくはこの作品がその証拠です。

そして、こういう作品を世に出そうとするヨーロッパにはやはり素晴らしい文化が根付いている事を再確認しました。
どこぞの国のように他民族に排他的な文化が凋落していくのは、地政学的には至極当然のことです。

マルジャン・サトラピ監督には現在世界中に吹き荒れるナショナリズムの再興の嵐に負けないように頑張って欲しいですね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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