2012年1月14日公開

はさみ hasami

1122012年1月14日公開
はさみ hasami
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

東京都中野区にある理容美容専門学校出身の久沙江(池脇千鶴)は卒業後、教員として母校で若手の育成に努めている。多くの生徒たちが通う学校では悩みを抱える者も少なくなく、彼女は日々心を尽くして彼らに接していた。そんな久沙江の目下の心配の種は、ハサミが思うように扱えずカットでつまずいた美容科の弥生(徳永えり)だった。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(16件)

泣ける16.7%かわいい16.7%切ない16.7%かっこいい12.5%知的12.5%

  • fg9********

    3.0

    人を綺麗にすることが出来る人は、自分をも

     …あらすじは、解説のとおり。  先ずは、理容美容専門学校が国家資格であり、着物の着付けまで学ばなくてはならないなんて、なかなか大変だなぁと感心する。  内容は、理容師・美容師を目指す若者たちが、それぞれの悩みを抱えながらも、一途な教師(池脇千鶴)の助けを借りながら成長してゆく様が、静かに丁寧に描かれている。  生徒の一人のおデブちゃんの人柄の良さには、思わず涙ぐんでしまった。  また、「人を綺麗にすることが出来る人は、自分をも綺麗にすることが出来る」というセリフには、この作品の全てを現わしていて納得する。  久々に拝見した竹下景子は流石の存在感で、この作品の屋台骨を支えていた。  一見の価値はあった。

  • gro********

    4.0

    綾野ワールド

    綾野剛さん、ボブヘアー凄い似合ってるー!ミステリアスで儚げないい雰囲気だしてました。すっごく素敵です。 綾野さんのシーンはなんというか独特の空気感ですね。 ストーリー的にはいい役柄とは言えませんが。。。 池脇千鶴さん、先生役には見た目若すぎ?と思ったけど体つきちょっと太めに見えたりしっかりした口調で段々と先生に見えました。 竹下景子さんはさすがの存在感、生徒の二人も演技が良くて他の出演作もチェックしてみたくなりました。 全体的に重すぎず軽すぎず、休日の昼間に観るにはさわやかでちょうどいい感じです。 どうでもいいけど、夜の街中や屋上のシーンで風が強いのがちょっと気になってしまった。

  • シャオフー

    3.0

    親切すぎる専門学校

    光石富士朗監督の近作「大阪ハムレット」が今でも心に残って いたので1年以上も前から公開を楽しみにしていました。 主役の学生を務めた二人がとても良かったです。 はさみを扱うこつをつかめず伸び悩んでいた女子学生・弥生。 授業に身が入らない訳は、アート系の彼氏の仕事がうまくいかず 心配だったから(大人から見ればこの彼氏は幼稚な言い訳をする つまらんヤツなのだが)。好きな人の顔色を窺っているうちに だんだん自分自身を失くしていくという若い女性にありがちな行動を 徳永えりさんが泣き笑いの表情で巧みに演じています。 また、人とうまく関われない苛立ちを周囲にぶつけて自己嫌悪に 陥る男子学生・洋平役の窪田正孝さんの表現が繊細です。 「継母に赤ちゃんが生まれた」という現実と向き合うところなどは 窪田さんの自然に演じるうまさがよく引き出されています。 しかしこの二人の話が、個々では面白いんだけど何ともバランスが 悪いんだよね。弥生と友情を交わし、楽観主義で懸命に頑張る 「いちこ」を中途半端に大きめに扱っている一方で、洋平が からかいの対象にしていた、脚に障害を持ちつつ寡黙に努力する 同級生を、意味ありげに出したわりに話にはほとんど絡ませられ なかったという(久野雅弘さんはいい芝居するのになぁ)。 別の軸として、学生への思いやりが空回りすることが多く 社会人としては一人前とは言えない久沙江先生の戸惑いや 若者たちを最善の道へ導こうと苦心する教員たちの姿も 取り上げているのですが、“いい話”がやたらに散りばめられ、 学生を心配するあまりプライバシーに関わることを大声で 廊下や飲み屋で語り合う先生たちにちょっと興ざめです。 学生たちのエピソードは、社会に踏み出す前の厳しさとして (いい意味で)突き放した感じにしているのに、学校全体で 親切すぎる雰囲気に違和感を覚えました。 久沙江先生役の池脇千鶴さんの髪型と服装をスタイリストは もう少し何とかしてあげられなかったのでしょうか。 美容学校の先生は無造作風のおかっぱにはしないんじゃないかな (まあ、私も同じようなもさい髪型なんだけどね・・・)。 いろいろ盛り込み過ぎてとっちらかった印象を受けますが ベテラン教員役の竹下景子さんの存在感ですべてが 救われてしまいます。近頃はおばあちゃん役もやっていることなど 吹き飛んでしまうくらい、最初のワンシーンを見ただけで、 美容に携わる人だとすぐ分かる容姿や仕草・話し方をつくりこんで いるところは本当に素晴らしい女優さんだと再認識しました。

  • aki********

    4.0

    ネタバレ若者と葛藤と成長

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bar********

    4.0

    一生懸命生きようとする者への応援映画

    何の先入観も無く単純に主演の池脇千鶴目当てで鑑賞した映画でしたが、地味ながらなかなかの良作でした。 本作は、東京・中野に実在する理容・美容専門学校を舞台に、池脇千鶴が演じた久沙江先生が問題を抱えた生徒との交流をふまえつつ何とか彼ら彼女らを一人前の理容・美容師に育てようと奮闘する、いわゆる先生・生徒物の王道を行くタイプの映画でしたが、まあ新鮮味こそ無かったですが安心して感動できる作品ではありましたね。 また、学生時代に夢に向かい夢に悩んだあの頃をついつい思い出してしまうような作品でもありました。 悩みもがき苦しみ壁にぶつかることは、ある意味学生の特権。 真剣に自分と向き合った者は、きっとそれが将来の糧になるはずですから、学生には大いに悩み苦しんでもらいたいです。 そんな悩み苦しんでいる時に、本作のような良い先生に出会えた学生は本当に幸せ者ですよ。 私自身はこう言った先生に出会えなかったので、尚更そんな思いに駆られてしまいました。 ところで主人公を演じた池脇千鶴は、とうとう先生を演じる年頃になってしまったんですね。 顔が童顔なんで、生徒役でも十分いけそうな印象ですが、30歳を過ぎたとなればそうもいきませんもんね。 ただ、見た目生徒と大して変わらなかったので、違和感を拭い去るのに少々時間が掛かってしまったのはご愛嬌でしょうか(苦笑) そんな池脇千鶴が演じた久沙江先生は生徒の将来を真剣に考える熱血タイプの先生でしたが、映画的な仰々しいタイプじゃなくて極々普通にいそうな感じの先生だったのは物凄く好感が持てましたね。 欲を言えば、何故そこまで情熱を燃やせるのか、何か先生自身のエピソードも物語に盛り込んでくれればより感情移入できたのですが・・・。 まあ、あくまで学校の主役は生徒と考えれば、このぐらい控えめな方が良いのかもしれませんね。 さて物語の方は、 久沙江先生と窪田正孝が演じた高校時代は引きこもりで今もうまく人と接することが出来ない生徒・洋平との交流と、久沙江先生と徳永えりが演じたはさみを上手く扱えない生徒・弥生との交流の2つのストーリーが軸となって描かれていました。 まず洋平のエピソードですが、こちらは私自身かなり共感できましたし、見応え十分だったと思いました! 洋平を演じた窪田正孝の演技がとにかく秀逸。 やたら人を茶化したり、妙に何かに苛立っていたり、何かと問題を起こす生徒ってクラスに必ず一人はいましたが、きっと彼らは洋平のように人には言えない心の闇を抱えていたんでしょうね。 洋平を正しい方向に導こうとする久沙江先生、そして何とか変わりたい・・・人と上手く接したいと努力する洋平、この2人の交流は本当に見応えたっぷりでした。 一方、弥生のエピソードに関しては、正直ピンと来ない部分も・・・。 いや、カットが上手く出来ずに悩む弥生を良い方向に導こうとする久沙江先生の奮闘振りに関しては見応え十分だったのですが、その前に綾野剛が演じた彼氏の仕事がうまく行かないが為に悩み苦しみ目標を見い出せずにいる弥生にどうもいまいち感情移入出来ず、焦点もどこかぼやけていた印象が拭えなかったんですよね・・・。 弥生を演じた徳永えりの好演にごまかされた感が無きにしも非ずかな(苦笑) まあ彼氏の人生も大事ですが、自分のことも真剣に考えないとね。 才能があっても大成しない人なんて、世の中吐いて捨てるほどいるのが現実ですから・・・。 何はなくとも、まずは「一生懸命」、そして「手を動かす」、そこからですね。 それにしても、主演を務めた池脇千鶴の存在感は本当に素晴らしいものがありましたが、作品を締めたと言える久沙江の先輩教師を演じた竹下景子の存在感もこれまた素晴らしいものがありましたね! 最初パッと見では竹下景子と判別出来ませんでしたが、そのぐらい美容・理容の先生に入り切っていた役者魂には感服するばかり。 流石に格が違いました。 成長途上の池脇千鶴先生と、完成された竹下景子先生、この辺の比較も本作の見所だったと言えましょう。 まあとにかく、作品全体に漂う空気が温かくて、物凄く前向きな気持ちになれるとても心地の良い作品でした。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
はさみ hasami

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日

ジャンル