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はさみ hasami (2010)

監督
光石富士朗
  • みたいムービー 71
  • みたログ 167

3.71 / 評価:91件

若者と葛藤と成長

  • mamu531 さん
  • 2013年3月20日 17時28分
  • 閲覧数 1130
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

東京にある理美容学校での話。

理美容学校に通っている生徒の中には悩みを抱えている生徒も少なくない。
そんな生徒たちの中の、洋平と弥生。
二人の悩み、葛藤、成長への記録である。
洋平は生い立ちのせいで、人と馴染めず、すぐに茶化したり。
弥生はカットの授業で躓いてから、目標も定まらない。彼氏も仕事が上手くいかなかったりと、いいことなし。
大人からみたら些細なことでも、若者は若者なりに悩んでいる。
そんな二人をそばで見守り、時には助けていくのが久沙江先生、池脇千鶴さんが演じています。


実は池脇千鶴さん見たさにこの映画を手に取ったんですよね。
彼女の演技、大好きなんですよ。
今回もとっても秀逸でした。
若者の苦悩を身近に感じ、真摯に対応し、それでもやっぱり挫折してしまう生徒もいる。
そんな生徒を思って時には辞めたくなることも。
でも続けている。なぜ彼女は仕事を続けるのか。
最後はジーンと胸があつくなりました。

そんな久沙江先生を悩ませてる生徒の一人、窪田正孝さん演じる洋平である。
この方、びっくりするくらいいい演技してました。
当初、池脇千鶴さん目的で観始めたはずなのに、
途中から洋平に目がクギズケ。
洋平が働く美容院の先輩もよかったー。
洋平、一生懸命生きてるなぁ。
洋平の不器用さ、だからこそ「ありがとう」の言葉が染みます。

一方、少し残念なのは弥生かな。
弥生自体が残念なのではなくて、彼氏の存在。
どうしても感情移入できなかった。
弱すぎる彼氏に影響されています。
ただ。若いんですよね、若さゆえの悩みなんですよね。
それって、私が若くないってこと??(笑)
あ、でも弱い彼氏を演じた綾野剛さん、好きですー。


この映画は専門学校が舞台で、中にはやる気も技術もあるのに、
親のせいで夢を諦めなければならない若者もいる。
そんな若者を必死で助けようとする先生もいる。
そんな先生も悩みを抱えている。
でも、生きていくっていうのはそういうことだよね。
悩みながらも前に進んでいかなきゃ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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