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メリダとおそろしの森 (2012)

BRAVE

監督
マーク・アンドリュース
ブレンダ・チャップマン
  • みたいムービー 133
  • みたログ 1,201

3.11 / 評価:645件

酷評されていますが

  • ymk***** さん
  • 2019年12月21日 0時48分
  • 閲覧数 1228
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

あまり評価が高くないのでびっくりしています。
今作で描かれている魔法は、悪い魔女がプリンセスを貶めるものでもなく、また全てを解決してくれる都合の良いものではありません。
あくまで自分自身や母親と向き合う事で問題が解決されます。
母親に代わって欲しいからと魔法に頼ったメリダの短絡さに腹が立つのはしょうがないですが、思春期であそこまで道を決められ好きにさせてくれない母親に対して、思慮の浅い少女としての行動と取るならば(そして魔法という手段が存在しているのならば)選択肢の内にそれが入るのは仕方がない事でしょう。しかも周囲に荒くれ者ばかりのあの状況下で、唯一文化的な母親に反抗しているのを考慮したら尚更仕方のない事だと思います。
自分がまだ思春期真っ盛りだった頃、何に対しても親のやる事言う事がウザかったり自分のやった事で親に迷惑が掛かったのに最後まで謝れなかった事ってないですか?
ですが、彼女は最後に魔女の言っていた「運命は変えられる、心の中を見つめて」の通りに反省しました。そして母親もそんな彼女を見て伝統を打ち破る事を決めました。
普段プリンセスは良い存在として描かれがちですが、今作ではメリダの短絡的な発想から母も弟たちも失う寸前でした。そしてそれはこの後のディズニー作品でも同じような描かれ方をします。アナ雪でもエルサはアナに助けられるまでアレンデールを深い雪に閉じ込めてしまいましたよね。
本作のタイトル「メリダとおそろしの森」ですが、タイトルから作品の内容がイマイチ掴み辛くなっています。元のタイトルは“Brave”「勇敢な、勇ましい」と言うタイトルです。大勢の前で自分の過ちを認め、結果的に氏族同士での戦争を回避し母親と弟たちを救いました。(彼女が元凶であることは置いといて)そんな彼女の勇敢さがタイトルから掴めるはずです。
そんな訳で私的にはとても良かったです。酷評されていますが、惑わされずに一度ご覧になってください。そしてもしメリダのプリンセスとしての立ち位置であったり、ジェンダーの側面などから解説されているのがもっと見たいと思われたら、ネットで検索をするとちゃんと解説されているサイトが見つかると思うので参考になさってください。かく言う私もここに書いたことはそういったサイトを参考にした部分が多分にあります。

以下、他の方のレビーを見て気になった点です。
・アイヌ音楽は秀逸→アイヌではなく多分ケルト系の音楽です。
・熊になるという設定について→国を破壊した長男が同じく魔法使いに頼り熊になった。その結果国を破壊したし、冒頭に出てきた父親の足を喰ったモルデューだったことが分かる。そこで彼女は自分がどれだけ恐ろしい事をしてしまったかに気付き、反省をするという序盤の伏線がうまく使われているように思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • ファンタジー
  • 不思議
  • 勇敢
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