作品レビュー(42件)
- sss
2.0点
早回しで観た。 地方産業の紹介映画。 宣伝見せられても困る。 /2.0(202110)
- しおびしきゅう
4.0点
BS日テレ『日曜ロードショー』で鑑賞! 2021年10月3日(日)放送! オイラが2021年に観た、301本目の映画! デザイナーとして活躍することを夢見る独身OL森川みのり(田中麗奈)だが、腕は認められず、職を失う! 旅の途中でお茶農家をしている祖父修造(柄本明)を訪ね、金ちゃん(陣内孝則)という変な男と出会う! 翌日、修造が心臓発作で倒れ、金ちゃんの『自分も手伝う』という言葉を頼りに、行きがかり上、茶畑を維持してお茶を作ることとなる! その過程で、生きるとは何か、働くとはどういうことか、気付き、教えられ、みのりが成長していく物語! まあ、よくある話、と言っちゃあそれまでだけど、また、デザイナーという仕事をしてきた人間が、農家の重労働にもっと苦しむ描写も欲しかったとは思うけれど、まあそれは観る人の想像力で補うとして、まあまあ楽しめる映画であったと思う! そうね、少し淡淡とし過ぎていたかなぁ! エンタテイメントとしては、金ちゃんの正体が実は農林水産省のエリートで、何か失敗をやらかしたようだけど、そこはよくわからなかった! その正体を隠して、農家を手伝う謎のボランティアとして、みのりや市役所の若い役人を助けて行くんだけど、オイラはそこはあんまり気にならなかった! 良くも悪くもなかったかなぁ! 田中麗奈が、可愛くてよかった! なんか上手く行かないなぁ、と思ったときに、観れば何か、ヒントが貰えるかもしれない映画です! 映画って素晴らしい! そいつぁよかった!
- oir********
3.0点
農林水産省が協賛につきながら従来の農薬農業を強固な抵抗勢力と位置づけ、有機農業に希望を見出すような内容としたことにちょっと驚く。 国策農業のまさに指導的立場にある農林省の総意として有機栽培が主要なビジョンであるとするならその推移を観察していく必要があるだろう。 映画的にはいかにも農業を知らなさそうな都会感覚の監督が作った安易安直さがプンプン臭ってきてお世辞にも良作とは言えない。 それでも上の製作事情を鑑みれば本映画の意義は小さくないと思われた。 2.9の三ツ星 農薬化肥を大量使用する日本の茶はたとえそれが国内基準値を守っていてさえ本当に安全かは誰も分からず、残留農薬が湯に容易に溶け出すことを考えれば無農薬栽培が望ましいことはどんな馬鹿にでも分かるだろう。 実際、普通の茶をそのまま淹れたのを飲むと頭がボーっとすることがあるが、一度湯洗いしたのを飲むとその症状が出ないという経験をしているので、この映画の趣旨は非常に感慨深かった。 ただ有機栽培茶は余程金回りに余裕がある時でないと買えないという現状は悲しいものがある。
- OTO48
3.0点
この類の王道ですね。
- gte********
2.0点
茶葉農家を応援するための業界啓発映画でしょうか。残念ながら中身は薄いです。話自体も予定調和でつまらない。その意味では観なくても良い作品です。 ただ、主演の田中麗奈さんの魅力を楽しむなら観ても良いでしょう。演技もしっかりしているし、いい女優さんですよね。もっと人気が出ていいのになあ。 ところで、「種まく旅人」はシリーズ企画なのですね。他の作品も観てみるかなあ。本作のクオリティが低いだけに正直迷います。
- カエル
3.0点
「疲れた〜」という深夜、ささくれ立った心をぼんやり癒してくれる作品 大した山場も頭を使う用語もなく癖のない女性が自然の中、善き人達とお茶作りに勤しむ 内容は毒にも薬にもならない、ただボーッと見てられる ただ一点、陣内孝則が胡散臭すぎて詐欺師にしか見えない、この人は善き人役は向いてない
- nak********
1.0点
この女優さん無表情で映画の内容と真逆な演技 実力がないのにすぐ映画に出してごり推しするから 邦画が見たくなくなるんだよね
- 週末社長ゆず
3.0点
渋々始めた素人がお茶で大臣賞を取るというあり得ないストーリー。 仲良くなった人が実は偉い人だったというありきたりストーリー。 うんざりだな。 お役人は机上計算してるだけで、農家にわざわざ来ることもなければ、 現場の実態をほぼ知らないし、人に伝授できるほどの技術も無い! 序盤から結末が見えてしまって退屈だった。
- bbb_ccc_ddd
4.0点
正直に言えば、感情を大きく揺さぶられることもなく「なるほど」っていう感じで終わるのですが、リスタートや仕事の本質のようなところで考えさせられました。 田中麗奈さん主演の映画を一度見ておこうという動機で映画館に行ったのですが、今にして思えば思いがけず良い映画を引き当てることができたなと深く印象に残っています。
- JUNJUN
5.0点
現代社会の忙しい人に観てもらいたい映画です。 自分の悩みや、いきずまりにこの映画は必要かなと。 もちろん観る時は、美味しい暖かいお茶を飲みながら。
- raz********
4.0点
ネタバレ土が茶を育て、土地が人を育てる
このレビューにはネタバレが含まれています。 - aam********
1.0点
がんばって見たけど、陣内孝則は完全にミスキャスト、全然入ってこない。残念。
- yio********
3.0点
ということと、茶畑農家はうるさい奴ばかりだという事実を踏まえていない。
- fg9********
3.0点
…あらすじは、解説のとおり。 有機栽培のお茶を生産していたお爺ちゃん(柄本明)が病気で倒れたことから、東京で仕事に挫折していた孫(田中麗奈)が、お爺ちゃんの知り合い(陣内孝則)の助けを借りながら、悪戦苦闘しつつも成し遂げる模様が爽やかに描かれている。 ストーリー的には至って平凡だが、田中麗奈は好演していたと思われる。 ただし、陣内孝則の役どころがどうにもコミカルっぽく感じてしまうシーンがあり、水をさされたように思えてならなかったのが残念。
- kou********
4.0点
このシリーズを観るのは二作目だけど、こっちも良く出来てるねぇ~、脚本も演者たちも、とても高水準で、笑いあり、涙あり、人情ありで、しっかりとした娯楽作に仕上がっている上に、現代農業に関する問題定義もしっかりと訴えていて、お見事だと思います。 いやぁ~、こういう作品は、若い人にぜひ観てもらいたいですねー、こういう作品なら、教育映画と違って、すんなり若い子も受け入れられると思います。 ただ、撮影技術が今一かなぁ~、カメラマンは大ベテランなのだけど、何箇所もフォーカスが甘いところがあった。きっと撮影助手のピントマンの経験が浅かったんでしょう。でも、それはカメラマンの責任でもあるはずなので、今後注意して頂きたい。あと、移動撮影が多過ぎるのも気になりました。
- ogi********
5.0点
しっかり作ってあってキャストもいい、陣内好きになりました 田中麗奈も想像以上に綺麗で魅力的でした 大穴(自分の中で)だったが最高でした
- kih********
3.0点
閉塞状況の農村に、理解と応援を求める。田舎の自然と豊かさをアピールする。対象は街の“かっこいい”人々。メッセージが伝わったかどうか。 農村の閉鎖的な状況、補助金・助成金・奨励金頼みの農業経営の窮状、お役所の小役人の滑稽な体質、若者たちの悪戦苦闘と揺れ・迷い、等々、要所々々が映し出されている。が、どれもこれも掘り下げが今ひとつ不足している。あまり突っ込むと嫌気がさすことになりかねないから、“カッコよさ”追求の都会の人々への配慮でこのようにまとめたのかもしれない。 ま、水戸黄門風のストーリーで、現状打開を結局のところ黄門様のご威光に頼むしかないということなのだろうか。メッセージを送り出す側にイマイチ本気度が感じられない。 私の周辺には都会から離れて来た「農」を楽しむ人々がたくさんいる。街と決別して捨てて来た人、憧れて来た人、脱出して来た人、逃げ出して来た人、……、いきさつは様々。農作業が趣味の人、専業農家のお手伝いに汗を流す人、本業・生業に(転業)した人、……、関わり方も様々。新たな生き甲斐を見出した人、思っていたより楽しい人、思ったほどでもない人、また舞い戻る人、……、その結果も様々。 移住して良かったと思っている人(私もそのひとり)には、街の“カッコよさ”が滑稽に見える。“豊かさ”が貧弱に見える。“繁栄”が危ういものに見える。移住者だからそんなことがいえる。農“業”者にはそうはいかない。今では、黄門様もアテにはならないことを知っている。後継者はいない。食糧は海外産で賄う。黄門様もやがてはお役所に戻り、TPPの農産物自由化の道を開く。 孫が通う保育所に200坪の畑がある。祖父母の会(私もそのひとり)で野菜を作る。それが園児の食材になる。100パーセント無農薬・無消毒。だからかどうかは知らないけど、インフルエンザで休む子がいないという。爺ちゃん婆ちゃんが整えた畑で、野菜の植えつけや収穫は園児がやる。園児の姿を見ていると、どうやら日本の農業もこの辺から息を吹き返しそうに思えるのだが。 (この映画? ま、いいんじゃないですか?)
- shi********
5.0点
本作の監督・塩屋瞬の前作「ふたたび」は予想外の秀作。 そして本作はそれ以上の傑作と評価したい。 どちらも地味な作品でシネコンでかかるはいいが1週間で上映回数縮小。 だがこういう作品に巡り会えることは映画バカには大収穫と言える。 大分に局長として赴任した農水省の官僚・大宮金次郎(陣内孝則)。 暇さえあれば農家を巡り畑仕事を手伝う変わり者だ。 みのり(田中麗奈)はデザイナーだったが会社を辞め無職。 あちこち再就職の道を探るが、厳しい現実にさらされる。 行き詰まった彼女は気分転換に旧友を訪ねて大分へ。 そして父方の祖父(柄本明)の家に立ち寄る。 そこに現れたのが以前から祖父の茶畑を手伝っていてた金次郎。 祖父の茶畑は5年前から有機農法を取り入れ入れている。 今年から収穫が見込めるが、市からの融資も返済していかなければならず、利益が見込まれなければ有機農法をあきらめなければならない。 そんな矢先に祖父が入院、金次郎のアドバイスのもと、みのりが茶畑相手に奮闘することになる。 このみのりと金次郎の迷コンビに関わるのが市役所職員の木村(吉沢悠)。 有機農法を支援するのだが、融資を回収するのも彼の役目。 採算が取れずに廃業した農家から融資を回収できなかったこともあり、課長部長からはチクチクと言われ、そのジレンマに苦しむ。 今我々が一般的に飲むペットボトルのお茶は、もちろん大量生産で有機農法ではなく農薬を使ったもの。 本作にも農薬を使ったペットボトル茶の生産業者が出てくるが、決して批判的に描いてはいない。 危険というわけでもなく、効率的で雇用も生み出す。 就農人口の少ない近年、新たな農業の形を示したものでもある。 だがもちろん本作で主張することは有機農法の良さ。 そして良いものだからこそ、その厳しさも描いている。 農薬を使わないということは、雑草や害虫、そして病気に対して生身の人間が向き合うということだ。 それは戦いとも言える。 毎日毎日雑草を刈り、病気が発生すれば自身の畑だけでなく、近隣の畑に広がる恐れもある。 水やりや肥料にも手間ひまかけ、丹精込めて育てても、天候不順で報われないこともあるのが農業の厳しさ。 またビジネスとしても、行政の支援があっても成功は難しい。 理想を追い、夢を追い、それを実現させても、ローンの返済がのしかかる現実の厳しさ。 そんな農業の厳しさをまざまざと教えてくれる本作だが、厳しいばかりの話ではない。 本作は大地の生命力、自然の力強さも教えてくれる。 作物を愛し、土を愛する人間の姿、そしてその愛情に応えてくれる自然の姿も見事に描き出している。 そしてそんな自然に関わる人間同士の優しさ、純粋な想いで作業を手伝う人間の優しい姿、そして良い物をみんなに届けてあげたいという懸命な姿も描き出している。 我々が何気なく口にするものは、そんな人間の想いの結実なのだと改めて思い知った。 また本作でおもしろいのはそのシチュエーション。 「金ちゃん、金ちゃん」と農家の人々に慕われる金次郎だが、みのりは朝あれこれアドバイスをして夕方までいなくなる変な奴、木村はあれこれ口出しするコイツはいったい何者?という目で見る。 後にいつの間にかその「実力」を認めるが、「局長」という正体は知らない。 特に木村は市役所職員だが、行き違いで挨拶が遅れ、金さんも自分の正体を必死で隠す。 まるで「遠山の金さん」のようだが、これが実におもしろい。 この顛末やいかに、それは是非ご覧あれ。 演技陣は皆見事だが、特に絶賛したいのが田中麗奈。 「源氏物語」ではその怪演が圧巻だったが、本作の彼女もまた素晴らしい。 元々美しい顔立ちではあるが、想いを込めて懸命に働く人間の姿が、これほどまでに美しいものかと目も心も奪われた。 彼女以外にも印象に残る表情が多かった。 顔はよく見かけるがいつもはあまり印象に残らない脇役俳優(ずいぶん失礼なこと言ってるね)、石丸謙二郎(みのりの父役)も今まで見たこともない渾身の演技、非常に印象に残る素晴らしい表情を見せる。 本作は単なる人情ドラマではなく、社会的な問題も真剣に、わかりやすく描いている。 鑑賞前のイメージからは想像しにくいものだが、見事なバランス感覚で織り込まれている。 セリフにも心に響き、そしてしみる言葉が多い素晴らしい脚本である。 ただ1つ難点を言えば、金次郎の過去の見せ方。 意表を付く描き方もあり興味深いのだが、それでどうして農水省に中途採用されたのかは、私の理解不足かもしれないが不可解。 だがそれを差し引いても★5つの傑作。 地方色が強く、地味なイメージで話題性も大きくないが、日本映画の良心ここにあり。 鑑賞後1週間経ってしまい、上映回数が大幅に削られているのは残念だが、多くの人にお勧めしたい作品である。
- ohciaturiha
5.0点
お茶の魅力を理解しましたし、好きになりました。田中麗奈の美貌がきらり。しかし役所の職員役の吉沢悠は、もっともはまっていたとおもいます。第二段がある?楽しみだね
- いやよセブン
3.0点
有機栽培のお茶をめぐり、東京の会社を辞めたデザイナーの田中麗奈、農水省から飛ばされてやってきた役人の陣内孝則が力を合わせ、いい商品に仕上げる話。 臼杵市の観光名所は網羅されている感じなので、これを楽しむと同時に、かわいい田中麗奈ちゃんを眺める作品。