☆Ⅱで失望した方、今度は大丈夫。☆
- 【しいちゃんのパパさん】 さん
- 2012年5月25日 23時49分
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- 総合評価
『?』と『?』は、公開日に、映画館で鑑賞済。
当然、『?』も、公開日に、映画館で鑑賞するのは、当然の成り行き。
とは言っても、正直『?』は、観る迄は、余り乗り気ではありませんでした。
だって、『?』があの内容だから・・・(苦笑)。
『?』が制作されると聞いたとき、『?』の悪夢が蘇るかもと杞憂したりして・・・。
けど、今日、『?』を鑑賞した立場として、これだけは言えます。
『?で裏切られた方、?は期待してもいいぞ!』と・・・・。
これから、この映画を観る方へ・・・。
『?』と『?』は、観てなくても、ソコソコ楽しめるでしょうけど、
今作を、深く知るなら、最低でも、『?』は、観ておくべきでしょう。
『?』は、観なくてもいいでしょうね・・・。
リンクネタ探しとしては、『?』を観ても損はしないでしょうけど。(笑)
今作を観て、浮かんだキーワードは、『ルーツ』ではないかと思います。
1969年のアメリカへ、タイムジャンプして、
地球を救うというストーリーを基本軸に、
激動の1960年代のアメリカの世相、事件を、上手く、ストーリーに生かし、
エージェントKの堅物キャラのルーツや
エージェントJのルーツへと、話を巧く展開させています。
これは、『?』と『?』では、見られなかった、演出であり、
相当、練りこんだ展開であると感じるでしょうし、
これこそ、真っ当な続編作だと感じるのではないでしょうか?
恐らく『?』評価で、続編の作り方や、世界の拡げ方を、相当考えたのでしょう。
話に無理やりな部分がありますが、
元々、無理な世界観ですから、全然違和感ありません(笑)。
最後のブラックなオチまで、楽しませて頂きました。
ま、このシリーズは、ラストのブラックなオチは伝統芸でありますが。
タイムジャンプという、ある意味、禁じ手を使い、
『?』で培った世界観を、見事に、拡げたと言えると思いますよ。
そして、役者の人選の巧さも、この映画の面白さ。
若き『K』を、ジョシュ・ブローリンが演じたのは、正解でした。
そして、『J』との、絡みも、シリーズならではの醍醐味。
そして、時間を見ることができる、グリフィンのキャラも、印象的でした。
今作は、☆満点。
前作『?』の上映時間は88分。今作は108分。
前作より、長い上演時間だけ、
多くの情報量と面白さが詰まっていると言えるのではないでしょうか。
残念なのは、続編『?』は、もう出来ないのではないかと。
トミー・リー・ジョーンズに、アクションは期待できないし、
(だから、若き『K』を出現させたと想像してしまうのだが・・・)
タイムパラドックスという禁断ネタを使ったし・・・。
もし、続編が出来るなら、想像を超えた内容になるのは必至。
それだけ、今作は、出来がいいということ。
後半であるシーンで、Alicia Keysが歌う、
『Empire State of Mind』が実に印象的。
『SATC2』でも流れていましたけど、
元々は、ニューヨークへのラブレターの意味がありましたけど、
今作は、更に『今』という時代に愛しさを感じるのは、私だけでしょうか・・・。
今作のレビューで、500件になりました。
飽き性の私が、ここまで続くとは、思いませんでした。
下手な文章に読んで、賛同して頂き、本当にありがとうございます。
心より、感謝します。
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