ここから本文です

英雄の証明 (2011)

CORIOLANUS

監督
レイフ・ファインズ
  • みたいムービー 63
  • みたログ 240

3.32 / 評価:95件

シェークスピア再発見

  • pepp さん
  • 2012年2月26日 18時16分
  • 閲覧数 233
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

あまりに有名だけれども、あまり知らないシェークスピア作品をわかりやすく見せてもらえます。こういうものは日本人には無理ですね、やっぱりイギリス人が解釈するのが一番です。

青年のときから戦場で成長してきたコリオレイナスは若干コミュニケーション能力が欠けています。母親の望むとおりにローマを守ることが一番大事なことだと信じ、自分が危ない目に遭うことは厭わない本当の英雄です。

その彼がローマの中で護民官などに謀られ、貧民たちも扇動されてローマから放逐されます。彼は流浪の果てに、嫌っているようで本当は尊敬していた敵の将軍のもとに辿り着きローマへの復讐を誓い、力を貸して貰おうとします。

シェークスピアを現代的に表すとこんな感じになるのか、と目が覚めるようです。

ローマの話や戦闘がバカバカしいと感じる人は見ないほうがいいです。
ただ、人間の本質はローマの時代だってシェークスピアの生きていた時代だって、もちろん現代ですらなんら変わらないのですし、、政治の忌まわしさ、人間の愚かさは日本人は昨今毎日感じているはずです。

そんな中、ポピュリズムに支配され裏切りに次ぐ裏切りに遭うコリオレイナスは、自分の本質に殉じ骨身を惜しまず働いた本当の英雄です。

エンドクレジットの歌も素晴らしく好いです。
ハリウッドタイプのハッピーエンドが好きなかたには勧めません。
そういうかたには所詮理解不能な作品です。

そうでないかたに強くオススメします。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 知的
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ