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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら (2010)

TUCKER AND DALE VS EVIL

監督
イーライ・クレイグ
  • みたいムービー 183
  • みたログ 1,057

3.99 / 評価:694件

【驚愕】勝手に殺人鬼認定された結果...

  • 一人旅 さん
  • 2018年7月23日 19時35分
  • 閲覧数 1726
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

イーライ・クレイグ監督作。

猟奇的殺人鬼と勘違いされてしまった中年男二人組に降りかかる災難を描いたコメディ。

隙間時間に気軽に観られるカナダ産ホラーコメディの良作。購入したばかりの山小屋で休暇を過ごそうとしている気のいい中年男二人組(タッカー&デイル)が、山にキャンプをしに来たリア充大学生グループに猟奇的殺人鬼と勝手に勘違いされてしまったことを発端に、死人が次々と出てくる「中年男vs大学生」のお馬鹿な異常事態に発展していく様子を活写した“勘違い系コメディ”で、出色なのは本作が『ブレインデッド』のようにコメディにスプラッターホラーを融合させた異色の作風にあります。

調子に乗ったリア充若者グループが人里離れた逃げ場のない場所で極限の恐怖を味わう…というシナリオは『13日の金曜日』等に代表される北米ホラーの定番中の定番パターンですが、本作はそうした伝統的シナリオを下敷きにしながらも「ただの平凡なおじさんを殺人鬼認定してしまう」という壮大な勘違いが生み出す一連の惨劇をブラックユーモア万点に描き出しています。

“殺す気は全然ないのになぜか勝手に人が死んでいく”―不条理過ぎる展開が観客の笑いを誘う作品で、大学生たちは中年男から逃げるor反撃する過程で勝手に自滅していきます。その死に方というのがコメディ映画らしからぬスプラッターテイストに描写されていて、山中を逃げ回る内に木に串刺しになったり、反撃するつもりが誤って粉砕機に自ら突っ込んでしまったりとアホ度万点&出血大サービスな死に様を披露していますし、チェーンソー振り回す中年男の図も『悪魔のいけにえ』のパロディとして大いに笑わせてくれます。

誤解と誤解が連鎖的に繋がって見るも無残な猟奇的大事件に発展していく様子を描いた過激なホラーコメディですが、中年男同士の腐れ縁的友情や美人女子大生との不釣り合いな恋の行方といった人情劇まで織り込んで導き出していく変にハートフルな着地に最後まで笑えます。

詳細評価

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