趣味悪すぎて爆笑する他ない米国黒コメディ
- sol***** さん
- 2020年9月12日 14時22分
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- 総合評価
本作を見て爆笑したなんてレビューする者は精神が病んでいるのではなかろうか?
と白い目で見られそうな気がしないでもないが、それならそれで仕方あるまい。
タイトルとあらすじを読んで勘違いコメディということは予め分かっていたというのが一番大きいが、映画そのものが始めから終わりまでブラックコメディ調を貫き通し、バイオレンススプラッター場面も間抜けな勘違いゆえに起こったノンリアルな視聴者に痛みを伴わせない演出となっていたので、少なくとも私は一見すると残虐な殺傷場面の連続にも爆笑できてしまった。
※勿論耐えられない人もいるだろう。
ぐうたら二人組をあくまで薄気味悪い猟奇殺人者と見なし心底怯える大学生グループという設定が最大の肝。
そのリーダーがまさか・・・の結末もいい落としどころ。
ストックホルム症候群の使い方もセンスが感じられつい笑ってしまった場面。
おまけにぐうたらの一人が切り落とされた指を再縫合したというラスト間際。いったい誰から切り離した指をくっつけたんだよ??・・と最後までビターブラック。苦笑
ラストはあんな毛むくじゃらとインテリ可愛い子が上手く行っちゃってエンドなんて全くどうなってんの?という感じ。
女の子は心理学専攻だけにあれだけ大勢の友達が「間抜けな勘違い自死(誤殺人も含む)」したことも理性的に処理できていたということなのね。天晴れとしか言いようがないよ。笑
こんなク○映画に星三つでもおかしいが、笑いを抑えきれなかったのは全くの不覚・・降参の四つ星。さすがに五つは与えられないがw
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