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るろうに剣心 (2012)

監督
大友啓史
  • みたいムービー 528
  • みたログ 5,742

3.74 / 評価:4335件

非常に稀有な大成功例

  • aix***** さん
  • 2021年1月21日 17時53分
  • 閲覧数 692
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

原作は90年代前半の週刊少年ジャンプを代表する人気作品。

まず細かいところからだが、原作にはない(少年マンガ故に仕方ない部分は大いにあるが)細部のリアリティがある。
あの時代、一張羅の着物はくたびれるし薄汚れる。その部分だけでも凡百のコスプレ映画とは一線を画す。赤べこの行灯に書かれた「春夏冬 二升五合(商い 益々繁盛)」とかも良し。

続いて登場人物。
佐藤健の剣心、江口洋介の斎藤一、吉川晃司の鵜堂刃衛は言うに及ばず。斉藤洋介の署長も似合い過ぎる。
中でも(原作を読むと分かるが)登場が早すぎて、且つ設定が違いすぎてほぼオリジナル化しているが、須藤元気の演じた戌亥番神が無性に好き。菜食主義者でキリシタンの体術家。中二心が刺激されまくるw
だが、今作での白眉は何と言っても香川照之演ずる武田観柳だろう。原作の小悪党を遥かに凌駕させた怪演は賞賛に値する。ガトリング砲ぶっ放して「たまんねぇなあ!」って、アンタが堪らんわw

そして、アクション。
こんな方法があったのか!と目からウロコ。
新機軸の殺陣だけでも観る価値あり。
但し、原作とは相当違うけど。

ただ、若干の粗もあり。
師範代一人の道場が何で町の名士っぽい扱いなの?とか、弥彦が誇り高き東京士族というより単なる近所の悪ガキっぽいとか、牙突だけ何かカッコ悪いとか色々あるが、一番はコレ。

血飛沫、返り血が足りない。

人は撃たれれば血が流れる。
それと同様に、斬られれば血が流れる。
冒頭の鳥羽伏見。序盤の警察署襲撃。もっと血飛沫、返り血のあった方が良かったかと。他が良く出来ていただけに、その点が非常に惜しい。細かいところだけど、結構重要。

という訳で、若干減点して星4つ。
でもマンガ実写化映画としては非常に稀有な大成功例。
原作とは異なる点も多々あるけれど、個人的にはオススメ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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