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富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター

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2.0

ネタバレこの一作品だけでは難しい

まず初めに、私はBL映画は数え切れない程今まで見てきました 中には原作知らないものから知っているものまで邦画、洋画問わず。 そしてこの「富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター」 名前は勿論存じておりました。が、原作は読んだ事はありませんでした。 ストーリーは微塵も知らないけどただバイオリンとか音楽とかそういうのが関係しているんだなくらいの知識で本当に軽い気持ちで見てしまい…最初はまぁ普通にドラマとして 見ていたんですが、強姦シーンで驚愕(゚д゚) BL映画の濡れ場は本当に数々と見てきたんですが、こんなに濡れ場で引いたのは この映画が初めてかもしれません。 お互い裸でまさに○| ̄|_←を後ろから突いて腰を振るという何か一瞬AV的な… これ見ているこちらが恥ずかしいというか… いやBLでそういう恥ずかしい絡みとか顔を背けたくなるような場面もありましたが それでもキュンときたり切なさとかあったんですがこれには皆無です。 まぁ強姦ですからね。無理やり押さえ付けて服引っ剥がして押し倒して…と。 で、「えー何でー?」となるわけですよ。呆然です。 主人公の守村悠季はこの強姦男、桐ノ院圭の第一印象はまぁ最悪なもので。 で、桐ノ院圭は最初は超ツンツンで…強姦後にデレるという。 ツンデレとはちょっと違うんですけど、攻めの方の桐ノ院圭はとんだ不器用な男です。 イケメンなのにそんな事するんかい!という笑いと色々と突っ込みどころ満載。 ですます口調なのも笑えます。いやカッコイイんですけどね。キライじゃないです。 何故強姦するに至ったか、悠季をどんなふうに見ていてどう思っていたかは後に モノローグたっぷりで桐ノ院圭の本心が分かります。 そう、この映画モノローグが多いんです。 他のBL映画でもモノローグあるものもありますが、こんなにBLでモノローグ多いのは 他にないかも…と感じるくらいでした。 特に映画でこのモノローグの多さは如何なものかと思いましたがでもこの説明や 心情がないと何がなんだかなので… 調べてみるとこの作品、原作が30巻以上もあるので、一冊をこれに詰め込んだのなら、 この映画は言わばこの作品の「始まり」なので本当の面白さはこれからなんじゃないかなと。 そしてBLで女性が絡んでくるのは人によっては評価が分かれてくると思います。 この映画はかわいい女性が結構がっつりと絡んできます。 まぁ主人公はその子を好きで…って感じなんですが、出番も多いので… 私はBLに女性が絡んでくるのは全然OK派なんですがこの作品ではそっちよりも 守村悠季と桐ノ院圭の絡み(セクロスじゃなくて)がもっと見たかったかな、と。 この二人にはそれが必要ですね。 最終的には守村悠季が桐ノ院圭の音楽の才能を認めて終わり…です。 ここで終わっちゃうと続きが気になりますよね。 きっと音楽の才能だけでなくどんどん彼の魅力にも惹かれていくんだろうなと思いますが その過程が気になります。 何せ桐ノ院圭は悠季を愛しちゃってるんですから。 そしてこの作品の音楽要素ですが…先にレビュー書かれてる方も仰るように BGMはいいんです。大変よろしいと思うんです。 ただ、演奏するシーンはお粗末です。 音楽やってない私が見ても、おいおい弾いてねぇだろwと 思わず何度もツッコミ入れたり、そこばかり気にして見てしまったりなんかと… 悠季役の高崎翔太君は多少練習はしたみたいなんですけどね。 まぁ、その道の人が見れば笑っちゃうレベルかもしれませんが、こればかりはしょうがないかな。 あと桐ノ院圭役の新井裕介さん、イケメンなんですけどあの今時珍しい ですます口調が私的にツボってしまい… この映画はキュンとくる部分も切なさとか悲しいとかロマンチック要素は一切ないんですね。 カッコイイと思えるシーンですら笑いがこみ上げてくる始末。 この世界観、確かに他のBLにはないかもです。 最後に一言…「BL映画」を見た事ない方。 これを最初に見るのだけはやめた方がいいです。 まず他のBL映画を見てからにした方が絶対にいいです。 それだけは言えます。いくつもの作品を見た私ですら本当に衝撃でしたので BL映画初でこれはちょっとキツイと思います。 何か辛口レビューになってる気がしますが、他のBLとはちょっと一味違う、 今後の続編がもしあるなら、二人の心の距離(特に悠季)がどう変化していくのか 少し興味はあります。 夢オチなんかじゃなくラブラブな二人も見てみたい…そう思わずにはいられませんでした。 あと、個人的な好きな1シーン…悠季がヤケになって家でバイオン弾いているとドアドン でくるあのおばさんとのやりとり。それとおばさんのその後の反応、です。 もう一つは桐ノ院圭が悠季に送る視線。あの視線は好きでした。

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