あらすじ・解説
トップモデルとして芸能界の頂点に君臨し、人々の羨望（せんぼう）と嫉妬（しっと）を一身に集めるりりこ（沢尻エリカ）。だが、その人並み外れた美ぼうとスタイルは全身整形によってもたらされたものだった。そんな秘密を抱えながら弱肉強食を地でいくショウビズの世界をパワフルに渡り歩く彼女だったが、芸能界だけでなく、世間をひっくり返すような事件を引き起こし……。
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作品レビュー(1,292件)
mar********4.0点
沢尻エリカがめっちゃ好きだから沢尻エリカワールドを見せてもらった感じ。 沢尻エリカってマジで超絶美人すぎる。 ただの美人じゃなくて、美人中の美人。 ていうか、美人なんて言葉では括れないほど人を惹き付ける魅力がヤバすぎる。 それを2時間楽しめる作品。 あと、エンディングの選曲が神すぎる。
- san********
3.0点
多分初見は公開翌年のレンタル。 なんとなくプライムビデオで漁って暇つぶしにでもと久しぶりの鑑賞。 当時は映画の内容なんて二の次で、ヌードで騒がれた沢尻エリカを見る為だけに観た気がする。 あれから自分もそれなりに歳を重ね 今見る今作は違って見えました。 正直言うと蜷川実花の世界観はあまり好きではない。 確かにカットは美しいのだがそれは写真的な美しさであり映像とはまた別の物。 それよりもビビットで少しずれてる倫理観がティムバートンを意識したような芸術を勘違いした何か痛いものを感じるから。 ただ、同監督の『ダイナー』はそれなりに楽しめた。 そう。映像やそのセンセーショナルさが全面に押される作風だが、意外とちゃんと作っている。 今作に関してはダイナーより重くガチガチな転落劇を残酷に描いている。 気付けば見入ってしまい結局ラストまでど集中のありさま。 邦画としては人を選ぶがかなり出来の良い作品だと思った。 ただかなり際どく狭い層を狙っている為 そこにハマる人は少ないかもしれない。 なのでオススメかどうかと聞かれるならば人にはオススメはしないかな。 表面的な蜷川監督の世界観だけみるとそれだけで嫌気がさし観るのをやめる人が多いかもしれない。 ここさえ乗り越えれば良作に変わると思う。 ただ、全てが全て言い訳ではない。 まずキャスト陣の演技はそれなりのまとまりがあり『普通』に観れる。 が、それは水原希子が出て来るまでで終了。 流石に酷すぎる演技。 キャスティング自体リリコを脅かす新星という事でもちろんモデルが選ばれるであろうがこれは流石に頂けない。 それと演技は素晴らしい大森さんだが セリフの言い回しが何とも臭すぎて寒気がする。 肝心の主役沢尻エリカは全て同じ演技。 確かに脱いでセックスシーンまでやりこなすその心意気には一線を画す故に少し残念。 これは作風自体の事なのであまり言いたくないが、やはりルッキズム的思想が強く、役としてでもやはり沢尻エリカの整形前を演じた女の子の事を考えると胸糞が悪くなる演出がてんこ盛りだった。 流石に今の時代じゃ色んな団体から叩かれても仕方ないレベルかもしれない。 ただそれはそれであり 残酷な美形至上主義の表現であり 事実、ある時代のテレビ業界ではこれは普通のことだったのかもしれない。 なのでとやかく言うのも野暮ですね。 僕のように蜷川監督を毛嫌いしてる方にも是非観てもらいたい作品ではあります。 普通に渾身の一本。 沢尻エリカの代表作で間違い無いでしょう。
- jim********
4.0点
Amazon プライム・ビデオで鑑賞。 今となっては主演の沢尻エリカがこの映画の役と実態がダブって見えてしまって複雑な思いで観たけれど、作品として非常に面白かった。 映像、特に色の使い方はさすがに蜷川実花さんの手にかかると鮮やかで、脳裏に焼き付けられる。 そして沢尻エリカの演技は迫力ありすぎて凄い、の一言。他にも寺島しのぶ、桃井かおり、新井浩文など脇を固める俳優陣の演技が素晴らしく、大変楽しめました。 「人はすぐに忘れる」…ていうのが根底に流れるテーマかな。忘れられるから救われる事もあるけれど。
- もかさん
2.0点
苦労して手に入れた美しさを失う恐怖に耐えきれない沢尻の弱さと、生まれ持った美しさを持つ水原の強さの対比。
- jac********
2.0点
なぜリリコは美や名声に溺れるようになってしまったのか、マネージャーはああも酷い仕打ちを受けているのにリリコに尽くすのか、そもそもリリコがポップアイコンになる社会とはどのようなものかなどなど本来描かなければならないところが描かれておらず、まんまの役所でひたすらキマった演技をする沢尻エリカに蜷川実花のやかましい色彩が相まってとにかくチカチカしてるだけ。 日常や平穏がないからホラーとしてもインパクトがなく、全編通して誰にもどこにも共感もないし、ふーーーんという感じ。ここまで派手な見た目で味がしない映画も珍しい。
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