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グスコーブドリの伝記
2012年7月7日公開

グスコーブドリの伝記

1082012年7月7日公開

aho********

1.0

ネタバレ二匹目のドジョウ狙ってスカ喰らう

筆者は、幼少期に『銀河鉄道の夜』と出会って以来、作品の妖しい雰囲気にすっかり魅了され、宮沢賢治のファンとなっていた。 そして、今回のグスコーブドリも銀河鉄道の夜と同じスタッフが手掛けるという事で、当然の事ながら期待しつつ映画館へ赴いた・・・。 しかし、結果は散々たるものであった。感動もヘッタクレも無く只々ボー然としていた。 ナゼ、ボー然としていたかと言えば、映画独自のストーリーの改変が酷すぎたからに他ならない。(詳しいストーリーはWikipedia参照の事)以下、腹が立ったシーンをワーストで上げると。 ワースト3は、銀河鉄道の夜のキャラが何の脈絡も無く登場する。ワースト2は、ブドリがネリと原作と違って再会せずに、死に別れているという事である。これでは、何の為にブドリが自己犠牲をしたのか分からなくなるではないか! そしてワースト1は、ブドリの自己犠牲シーンがまるまるカットされているという事である。何じゃそりゃ・・・。その後、小田和正のエンディングへ・・・。尻切れトンボもココに極まる。 杉井監督は、パンフレットによれば、環境問題をこの映画のメッセージにしたかった様であるが、それならば別の作品にすれば良かったのではないかとつくづく思った次第である。 少なくとも、自己犠牲の精神に嫌悪感を示すならばブドリの監督を引き受けるべきでは無かったのでは無いか? 敬愛する監督なだけに至極残念である。

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