頑張って欲しいなあ
- shiokara_bomber さん
- 2019年1月28日 0時59分
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日本人が観たらそりゃあ微妙な気持ちにはなりますわなw
イップマンという実在した人間を描きたいのか、それとも娯楽(フィクション)作品として撮りたいのか?どっち付かずでナントモカントモ。
2010年公開作品なのに、物語の骨子は30年以上も昔の初期ジャッキー映画とあまり変わらない。
悪は「悪」だから悪!という薄っぺらな理屈で描くと、必然的にそこに立ち向かい抗う「善」も薄っぺらな「善」としか映らない。
何故「悪」は「悪」なのか?何故「善」は「善」なのか?
悪とは何?善とは何?をもっと掘って探って欲しいです。
香港、チャイナの製作する映画にはその辺りの掘り下げをもっと頑張って欲しい。
「グレートウォール」や「パシリム」など、チャイナマネーが絡んだ映画の悪いところは「悪」と「善」の描き方の薄っぺらさ。
そんなペラッペラな悪に必死で立ち向かう善もまた、当然ながら薄っぺらく映ってしまう、という事に早く気づいて頂きたい。CGばかりに金をいくらかけても「映画」にはならないのです。
まぁ、日本人を悪として描くのがお手軽なのでしょうが、「何故彼らがそー動くのか?」「何故彼らは悪なのか?」をもー少し掘り下げないと、お手軽に描いた分だけ当然ながらお手軽な作品にしかなりません。
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