ここから本文です

ワン・デイ 23年のラブストーリー (2011)

ONE DAY

監督
ロネ・シェルフィグ
  • みたいムービー 565
  • みたログ 2,122

3.54 / 評価:1104件

何事にも終わりはある

  • yab***** さん
  • 2017年6月18日 10時53分
  • 閲覧数 5007
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

 女性に対する征服欲、独占欲が強い僕にとっては、”彼女”でなくなった女性と別れても、ずっと心を通わせることなんてできない。”彼女”でなくなったら、二度と会いたくない。。一度肉体関係を結んだ女性とは、別れた後も友達として付き合うなんて絶対できない。
 だから、この作品は僕にとってはありえない世界だ。
 大学の卒業式で急速に仲良くなった二人が、お互い相手ができながら、23年もつかず離れず友情を続けていくなんてありえる?
 もしかしたら結婚をもっと早い段階でしてたら、かえって続かなかったかもしれないな、この二人は・・・。
 それだけ結婚というのは、男女の関係を良くも悪くも決するものなんだろうな。

 時々思う。昔付き合っていた女性と再会したら、言葉ひとつかけれないんだろうなと。特に相手が結婚していたりすれば、もはや声をかけるどころか、顔もそむけてしまううんだろうな。それだけ僕は料簡が狭い男なのかもしれない。自分の目の前から去っただけなのに、ひとりじめにしていたおもちゃをとられたかのように、そのおもちゃ自体に見向きもしなくなる。要は本当にその女性をひとりの人間として認めていたのか疑心暗鬼になる。
 はたして本当に愛していたのだろうか?

 この作品を見て思う。男女も人間として認めあうことができるんだと。身体をお互い求めなくても心がつながっていくんだと。たとえば仮に、女性から、「今でも好きな気持ちは変わりません。でも、貴方が身体を求めるならもうだめかもしれません」と言われても、もう二度と連絡をとらない、と思っちゃいけないんだろうな。友人関係くらいを続けようとしてみるってことかな。そもそも女性は妊娠する性なのだから、思いやりといたわりを持つべきってことかな。
 俺はいまどき流行の草食系ではなく肉食系だぞ、と息巻いて、女性に対する征服欲ばかりを強調しても、結局身体だけの充足であって、人間として共鳴しあうことはできないってことなんだろうな。

 でも、この作品はもうひとつ教えてくれる。男女の友情は存在するかもしれない。ずっと惹かれあいながら悩みも言い合うこともできるかもしれない。お互い人間として尊敬しあって付き合うこともできるかもしれない。
 しかし、永遠というわけにはいかない。何事にも終わりはある。
 終わりがないことはこの世に存在しない。それがとても切なく、哀しく心に響いてやまない作品である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ