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ハンガー・ゲーム (2012)

THE HUNGER GAMES

監督
ゲイリー・ロス
  • みたいムービー 291
  • みたログ 3,414

3.00 / 評価:1971件

日本人の鑑賞眼の無さに吃驚!(@_@)

  • コトホギ さん
  • 2012年10月6日 7時33分
  • 閲覧数 5462
  • 役立ち度 80
    • 総合評価
    • ★★★★★

評価が低かったので、観るか、否か、迷っていた本作
見逃さなくて、良かったです。
アメリカで大ヒットの触れ込みにも納得!
期待していなかっただけに、思わぬ収穫でした。

それだけに、このページの評価の低さに吃驚!
日本人の鑑賞眼の無さに、ガッカリでした。

ただ、これは、タイトルや、宣伝による、ミスリードのせいも大きいのかもね
低評価のレビューには、「バトル・ロワイアル」と比べての意見が多いけれど
上記とは、全くの別物
比較する対象を、完璧に、間違えています。

「殺し合い」がメインだった上記に対し
本作が、焦点を当てているのは、「人間の本質」
望まない殺人を強いられる事になった、1人の少女の葛藤がメインなので
目を背けたくなる様なシーンは、ほとんど有りません

よって、「生臭」を求めて観に行った人には、物足りないのでしょうが
私は、逆に、そこが良かったです。(*^_^*)
脚本は、端折り感もあったけれど、見所を上手く繋げたなという印象

冒頭は、過去の反乱により、12歳~18歳を対象とした、あるゲームが
年に一度、開催される事となった経緯がサクッと語られる
何故、そんな事になるのかは、さっぱり、理解できなかったけど
何はともあれ、その年で、74回目を迎えるらしい

そして、主人公(カットニス)の妹(プリム)が、悪夢にうなされ、悲鳴を上げる
彼女は、自分が地区代表(プレイヤー)になる夢を見たと言う
カットニスは、初めての年で、選ばれる事はないと言って、宥めるのだが
その日、その夢は、現実のものとなってしまう

予告を観た時は、自分が選ばれた事で、泣き叫ぶ妹を見かね
姉が名乗りを上げたのだと思っていたけれど、少し違った。
12歳の少女は、悪夢が現実となってしまった事を、静かに受け入れると
ゆっくりと列から出て、前へ向かおうとするのだ
そこへ、姉が…

彼女は、姉が「身替わり」になってしまった事を悲しみ、泣き叫んだのだ
私は、このシーンで、思わず、泣いてしまった。(T_T)
また、この子役が、上手いのよ
少し前のダコタ・ファニングを彷彿!

そして、もう一人、カットニスと顔見知りらしい少年(ピーター)が選ばれると
2人は、豪華列車で、首都へと向かう

列車の中には、過去の優勝者だという男(ヘイミッチ)がコーチとして同乗していたが
今や、すっかり、酒におぼれている様子
たとえゲームの勝者となっても、悪夢は付いて回るのだろう

首都に着くと、黒人の衣装係(シナ)が、彼らの担当になる
彼が考案したという衣装で、2人が、お披露目会に登場するシーンは
スクリーンの中の観衆のみならず、私も、目が釘付けでした。(@_@)

その後、4日間の訓練~審査会等を経て、いよいよゲーム開始
他の地区からは、殺人者として、育てられたプレイヤーもいて
彼らは、徒党を組んで、楽しみながら、他のプレイヤーを狩ってゆく

そのグループの中には、あの「エスター」の姿も…(@_@)
彼女は、相変わらず、怖かった~。(^_^;)

カットニスは、黒人の小さな女の子(ルー)の機転で、窮地を救われ
彼女と仲良くなるのだが…

私は、本作は、実は「反戦映画」なのだという気がしました。
終盤、カットニスが、ルーの死を悼み、憤りを顕わにするシーンなんて
まんま、「プラトーン」でしょ?

ゲームの前夜に、ピーターが吐露したセリフも印象的
自分が殺人者に変わってしまうのが怖い
死ぬのなら、自分のまま死にたいと…
その言葉通り、彼は、ゲーム開始直後、武器も取らずに、一目散に森へと逃げる

果たして、ゲームの行方は…?

本作で、特筆すべきは、カットニスを演じたジェニファー・ローレンス
彼女が主役でなければ、私も、満点にはしていなかっただろうし
作品の意味を見出す事も出来なかったかも

彼女は、外見が、「シカゴ」のレニー・ゼルウィガーに似ているなぁと思たのだけれど
内包しているものも、似ている気がしました。
作品に恵まれたなら、オスカーを手にする日も近いのでは?
本作でも、140分という長丁場を、圧倒的な集中力で、魅せきっていました。

序盤、妹の替わりに、壇上に上がった後の、放心しきった様な表情が素晴らしい
相当、入り込んでいないと、あの表情は出来ない
ピーターの「告白」に、怒りを顕わにするシーンも良かった。

そして、そのピーターを演じた、ジョシュ・ハッチャーソンも文句なし!
終盤、彼が、カットニス言った
「投げるのではなく、ちゃんと、手渡すべきだった」という悔恨のセリフも切ない

よって、私は、「2」が、凄く楽しみです♪(*^_^*)
本作は、前述の「あの映画」が嫌いな人程、向いている作品だと思います。
評価の低さで二の足を踏んでいるのなら、ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください

詳細評価

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