in darkness
- lavender さん
- 2017年11月16日 14時03分
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ルヴフゲットーから地下に穴を掘って脱出したヒガー達ユダヤ人を助ける、下水の管理作業をしているポーランド人のソハ。下水に隠れさせてあげる代わりにお金を要求し、それが多めだったのかどうだったのか私にはわからなかったけれど、危険をおかすことや支援するのにかかる労力はお金でまかなえるものではない気がした。始めからお金より心を使っていたと思った。途中でお金が尽きたヒガーにソハがお金を渡し「みんなの前でこれを渡してくれ。ただで支援する人と思われたくない」と言う。観ている私はソハをどんどん大好きになり、長く苦しい日々がようやく終わりヒガー達が地上に出られて、ソハも苦労が報われよろこんでいたのに、ソ連軍の車から娘を守るために亡くなってしまったとラストに知り、そんな無情なとやりきれない気持ちになった。
ソハは親しい人にポルディックと呼ばれていた、ポルディック、そして暗く汚く空気が悪く湿気ってネズミがたくさんいる下水で14ヶ月も耐えた可愛いクリシャとパヴェルのことを私は決して忘れない。
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