原作を曲げてでも擁護したいのか?
- chi***** さん
- 2020年10月25日 20時46分
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映画と原作が違うのは、当たり前なのだが
この映画が訴えたいことは何なのかを考える時、
原作との差異に着目するのは仕方がないこと。
余命半年の夫を裏切る主人公に、共感できる人がいるのだろうか?
それを正当化するために追加されたエピソードや
(特に、夫が犬を棒で殴るシーンが不快)
綺麗な風景で、ごまかそうとしている感じがして、
そこまでして、不倫を擁護したいのか?と、落胆した。
森山未來さん演じる信人の演技や、カナリアの歌の使い方など、
原作にはない魅力もあったが、なんて、ひどい映画なのだろうと思った。
原作の「往復書簡」の中の1編、「二十年後の宿題」は、
同じ内容の事故こそ起こるが、事故の意味合いから結末まで、
別物なので、読み比べてみて欲しい。
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