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ロラックスおじさんの秘密の種 (2012)

DR. SEUSS' THE LORAX

監督
クリス・ルノー
カイル・バルダ
  • みたいムービー 24
  • みたログ 255

3.30 / 評価:137件

新鮮さはないけど、子供が見るには楽しい!

  • run_run_2009 さん
  • 2016年1月18日 2時47分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

原作は1971年の絵本なので、現代の日本の私たちが見ても、あまりストーリーに新鮮さはありません。自然破壊と経済(利益)至上主義社会への痛烈な批判をベースにした子供向けアニメーションです。

北米の子供たちは全員がこれを見て育つ!というくらいのドクター・スースの絵本なので、大人としては、アメリカの精神世界の根底にはこんな(子供時代に刷り込まれた)お話があるんだな?と思いながら見たりしていました。

一方で、新鮮味がないと感じるほどの当たり前の教訓話を、とてもシンプルにデフォルメされた形で見るというのは、実は、初めて見る子供にはとても良かったのでした!
木を伐りすぎるとこうなっちゃうんだよ!、動物たちも困るよ!、お金もうけばっかり言っているとこんなにイヤな奴に見えるよ!、木が生えてくるとこんなに嬉しいよ!・・・などなどを、ただ耳で教訓話として聞かされるのではなく、映像で現実に目にできるのです。子供にはとってもわかりやすく、感情を伴った形ですーっと入っていっているようでした。

それに、色は綺麗にカラフルで、動物たちはもちろん、ヒゲのおじさんさえとても可愛いのです。子供がくすっと笑えるような小さなギャグもそこらじゅうに散りばめてあって、テンポもいい。子供(幼稚園児)はもう夢中で見てました(笑)

大人から見て唯一新鮮に感じたのは、アメリカのアニメなのに宗教臭がまったくと言っていいほどなかったことでしょうか。ロラックスおじさんは森の番人だけれど、神のような存在でもなく、超常能力を持っているわけでもない。強いていえば木の精・森の精といったところで、どちらかと言うと、八百万神を精神的ベースにしている日本人に受け入れられやすい設定に思えました。

というわけで、大人は不満かもしれないけれど、子供が初めて「エコ」とか「利益社会」について目にするには、子供の中にすーっと入ってきやすいちょうどいい映画ではないかと思いました。内容も安心して見せられるものだと思います。今後もっと深い話をする時に、「ほら、ロラックスおじさんでは・・・」と会話の足がかりにできる映画だと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • ファンタジー
  • コミカル
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